銀座の喫茶店ものがたり 文春文庫

村松友視

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167903299
ISBN 10 : 4167903296
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
257p;16

内容詳細

銀座の喫茶店は何かが違う。向田邦子が愛した店、日本の喫茶店誕生以来の歴史を持つ老舗、大人のセンスあるデザートや内装、歌舞伎座や新橋演舞場と喫茶店の関係…有名店から知る人ぞ知る店まで、45の喫茶店を巡る。銀座というふところの深い街の歴史とものがたりが浮かび上がってくる上質なエッセイ集。

目次 : 贅沢な空気感の薬効―資生堂パーラー/ ジョン・ノレンとヨーコ夫人がいた現場―Flor de Caf´e銀座樹の花/ シャンパンとチョコレートで銀ブラ―和光チョコレートサロン/ 迷彩の内側の几帳面―珈琲蕃/ 喫茶店前史からの伝統―カフエーパウリスタ/ 自慢の水コーヒーとニッキ・コーヒー―水コーヒーどんパ/ 柔軟のDNA―然林庵/ エージングコーヒーの極上の味わい―カフェ・ド・ランブル/ 屋台骨を支える職人の業―銀座千疋屋フルーツパーラー/ 大人びたカジュアル―不二家〔ほか〕

【著者紹介】
村松友視 : 昭和15(1940)年東京生まれ。慶應大学文学部卒業後、中央公論社勤務を経て、作家デビュー。昭和57年に『時代屋の女房』で第87回直木賞を受賞、平成9年に『鎌倉のおばさん』で第25回泉鏡花文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • むつこ さん

    銀座の街の喫茶店がこれほどあるとは思わなかった。どの喫茶店も入ってみたい、でも、玄関先で立ち止まってしまうだろうな。道先案内人の猫ちゃん(ドラマの見過ぎ?)がいるといいのにな。。。

  • コジ さん

    ★★★☆☆ 「時代屋の女房」(直木賞受賞作品)で知られる村松友視が銀座の町並みに溶け込む喫茶店の思い出と取材記録を練り込んで書かれたエッセイ集。丹念な取材が行われたことが滲み出る濃厚さ。コーヒーや紅茶に拘った個人経営の店だけでなく、不二家やコージーコーナーなど全国で見かける店舗の銀座本店も取り上げている。それぞれの店にそれぞれの拘りや歴史あり。今では見かけることが少なくなってきた個人経営の喫茶店が銀座には多く点在していることと、伊東屋(巨大文具店)に喫茶コーナーがあることを知れたのは収穫だった。

  • あんこ さん

    憧れの銀座、大好きな喫茶店。丁寧な取材と、たくさんの“ものがたり”で鮮やかに色付けされたような銀座の喫茶店紹介エッセイ。おしゃれなカフェやチェーン店が台頭する現代において、純喫茶は貴重な憩いの場。よく行く喫茶店で、会議中のおじさまが「今はこういう喫茶店少ないもんな」とため息まじりに煙草をふかしていましたが、そんな方々にも、喫茶店に馴染みのない若い人たちにも読んでもらいたいような一冊。それぞれの店の佇まいが、コーヒーの香りとともに頭に浮かぶようです。月光荘画材店で買ったトートバッグに忍ばせて読みました。

  • こよみ さん

    せっかくだし行ってみようかなー

  • taraimo さん

    作者が、一店一店を取材し紹介されていて、各店の秘話やオリジナリティーに触れることができます。一読して、ガイドブックのように持ち歩き、幾度となく訪ねてみると、銀座の街並みの地図がイメージできるようになりますね。少し敷居が高いかなぁと踏み出せなかったり、気になっていたお店が再開発の影響で閉店していたり……ですが、履きなれたスニーカーとくたびれた服で申し訳ないけれど、期限を決めずに気長にフラッと“銀座のカフェをめぐる” そんな楽しみを持ちながら、日常をガンバりたいなぁ。

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村松友視

1940年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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