まひるの月を追いかけて 文春文庫

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167729011
ISBN 10 : 4167729016
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
追加情報
:
16cm,431p

内容詳細

異母兄が奈良で消息を絶った。たったの二度しか会ったことがない兄の彼女に誘われて、私は研吾を捜す旅に出る。早春の橿原神宮、藤原京跡、今井、明日香…。旅が進むにつれ、次々と明らかになる事実。それは真実なのか嘘なのか。旅と物語の行き着く先は―。恩田ワールド全開のミステリーロードノベル。

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年宮城県生まれ。早稲田大学卒。92年ファンタジーノベル大賞の最終候補となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年に『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞を受賞し、06年には『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編部門を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    新型コロナウィルス対策購入シリーズ第59弾、恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。先日の『チョコレートコスモス』のオマケで読みました。恩田 陸は、当たりハズレの激しい作家だと考えていますが、今回はハズレでした。タイトルは好いと思ったんですが・・・

  • SJW さん

    ファンタジー色がない恩田さんのミステリー。異母兄の研吾が奈良で消息を絶ち、その研吾の彼女と彼を探す旅に出る。研吾が歩いたルート通りに明日香、斑鳩、奈良の観光地を巡り、徐々に明らかになる驚きの真実が続くが、エンディングの真実には更に驚く。恩田さんの話に多い異母兄弟、地方都市、因習も含まれていて同じ薫りがして、明日香の遺跡や寺の描写が違う味付けにしている。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    失踪した兄を探しに奈良旅行に行く主人公。怪しい雰囲気は恩田さんらしい感じですが、オチはそれでいいのか?

  • nobby さん

    手に取ったきっかけは近々旅する明日香村を舞台にした作品を読みたくて♬奈良で消息を絶った異母兄を探しに、今まで2回しか会ったことのない兄の彼女と一緒に足跡を追う…何とも曖昧に始まり、幾つも重ねられる嘘に翻弄される展開は意外さや不思議さに溢れ、先が気になりドンドン読まされることは確か。そこに飛鳥・奈良時代という実態を残さず伝承自体の謎めいている情景を重ねる効果は絶大。ただ、個人的には思いきりミステリ繰り広げられることを期待してしまっただけに、衝撃ともいえる結末も心情あまり理解出来ず微妙な読み終わりが少し残念…

  • 相田うえお さん

    ★★☆☆☆21064【まひるの月を追いかけて (恩田 陸さん)】作中作品『月のうさぎ』短い話ですけど、ジーンときました。山の中で疲れ切った旅人を動物達が世話をするんです。熊は岩を転がし座るところを作り、狐は薪を集めて火を熾し、猿は果物を、でも小さな兎は見てるだけ。動物達はそんな兎に「皆んなが役に立とうとしてるのに、お前は!」と文句を言いました。兎は「私は何も出来ません、どうぞ私の肉を召し上がってください」と、焚き火の中に飛び込んでしまいました。旅人は実はお釈迦様で、兎を哀れに思い、月に上げてやりました。

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恩田陸

1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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