スティーヴン・キング

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不眠症 上 文春文庫

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167705978
ISBN 10 : 4167705974
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,669p

商品説明

壮大な構想で描く老人達の“邪悪”との戦い!

70歳の老人、ラルフの睡眠時間は日に日に短くなり、ついに幻覚を見るようになる。自分は狂いはじめているのか?
孤独に「チビでハゲの医者」が放つ悪意に怯える日々を過ごすラルフ。一方、妊娠中絶支持派の女性活動家の講演が近づき、
穏やかな町・デリーは憎悪と反目に染められていく――人知を超えた邪悪な存在が迫りくる。

内容詳細

70歳の老人、ラルフの睡眠時間は日に日に短くなり、ついに幻覚を見るようになる。自分は狂いはじめているのか?孤独に「チビでハゲの医者」が放つ悪意に怯える日々を過ごすラルフ。一方、妊娠中絶支持派の女性活動家の講演が近づき、穏やかな町・デリーは憎悪と反目に染められていく―人知を超えた邪悪な存在が迫りくる。

【著者紹介】
スティーヴン・キング : 1947年、アメリカ・メイン州生まれ。「キャリー」「シャイニング」「ザ・スタンド」「ダーク・タワー」「IT」「ミザリー」「グリーン・マイル」など数々の傑作を発表し、“キング・オブ・モダン・ホラー”として世界的な名声を誇る巨匠

芝山幹郎 : 翻訳家、評論家。1948年金沢生まれ。東京大学仏文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tetchy さん

    物語の舞台は架空の町デリー。あの『IT』の舞台となった町だ。勿論その作品とのリンクもある。さて上下巻約1,280ページに亘って繰り広げられるのはスーザン・デイという中絶容認派の女性活動家の講演を招致することでデリーの街が中絶容認派と中絶反対派に二分され、そして彼女がデリーの街に訪れるXデイに起こる惨事を主人公が食い止める話だ。そして物語の構造を端的に云えば、次のようになる。デリーの街に蔓延る異次元の存在が解き放ったサイコパスから街を守るのは不眠症の老人男女2人だった。冗談ではなく、これが本書の骨子だ。

  • 白のヒメ さん

    「不眠症」・・・眠いのに眠れない。じわじわと、でも、想像を絶する苦痛と疲労の日々が続いた時、目の前に異常な光景が現れる。自分の頭の正気を疑うのか、それとも目の前に現れた異様な世界の方を疑うのか。どこまで自分を信じられるか、主人公の究極の試しの苦闘が繰り広げられる前編。数年ぶりの再読なれど、息苦しくなる主人公の苦悩にどっぷりと浸され、ともすると主人公と一緒に狂気の世界へと引きずられそうになる。キングの筆力に改めて圧倒されつつ、後編へ。

  • Small World さん

    最近は仕事が忙しくて、時間がかかっていますが、キングの「不眠症」を読んでます。「IT」と同じデリーの物語、登場人物は老人たちなのですが、なかなか青春してます。はいw 後半、物語が動き始めてきて、面白くなってきました! 下巻も楽しみです。

  • バトルランナ− さん

    ハズレ。70才超の主人公に感情移入できないのと、キング特有の悲しいけど怖い。怖いけど悲しい。が宇宙人?吸血鬼?の鋏、チビハゲ医者から伝わって来ない。下巻読むけど嫌々。

  • ぎん さん

    月イチキング。キングファンは来るべき映画公開に向けて「IT」を再読してる方が多いと思うが、こちらは同じデリーを舞台とした老人の話。「IT」のキャラも少し出るし、ダークタワーシリーズとの繋がりも仄めかされてる。最近読んだばかりだが、だいぶん忘れていることに愕然とする。でもその分、楽しく読めるとポジティブに解釈することにする。

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スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック

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