日本文明のかたち 司馬遼太郎対話選集 5 文春文庫

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167663254
ISBN 10 : 4167663252
フォーマット
出版社
発行年月
2006年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,318p

内容詳細

司馬が「懐かしい人。このような不思議な思いを持たせる人は、ほかに思いあたらない」と書いたドナルド・キーンとの、四半世紀に及ぶ長い交遊のきっかけとなった対談「日本人と日本文化」を収録。日本人のモラルの基盤はなにか、その独特の戦争観はいつ生まれたか、などを熱く語る。ほかにアレックス・カー、山本七平が登場。

目次 : 日本人と日本文化(ドナルド・キーン)(日本人の戦争観/ 日本人のモラル ほか)/ 世界のなかの日本(ドナルド・キーン)(明治の憂鬱を生んだもの/ 日本人と「絶対」の観念)/ アメリカからきた日本美の守り手と(アレックス・カー)/ 日本人とリアリズム(山本七平)(リアリズムなき日本人/ 田中角栄と日本人)

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、「梟の城」で第42回直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、「世に棲む日日」を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの跫音」で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、「街道をゆく“南蛮のみちI”」で日本文学大賞受賞。62年、「ロシアについて」で読売文学賞受賞。63年、「韃靼疾風録」で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。平成8(1996)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • レアル さん

    著者の描いた他本で読んだ対談もありそれらの対談は懐かしく読んだ。私の場合司馬氏の本は対談本に限らず、何回か読んでいる内にその内容が咀嚼され理解できるようになるので、再びその対談に出会い読む事が出来るのは本当に有難い。初めて読む対談は山本七平氏との「日本人とリアリズム」。自分たちが赴いた戦争の体験談や歴史上人物を語りながら日本人の本質や性格等などの話へと続き、タイトルのようなお話へと繋がっていく。そしてそれらの対談内容を補足してくれるような解説もまた有難い。

  • 時代 さん

    ドナルド・キーン氏はやっぱり凄いね。日本のことを知り過ぎているね。日本人よりもね。司馬さんとはウマが合うよね。 後半は山本七平氏と当時の政治家についての事から、日本型の政治のあり方について。 ですよね◯

  • クラムボン さん

    この巻はドナルド・キーンとの対談が面白い。そして編者の関川夏生の解説・解題によって対談をより深く楽しめる。例えば、対談をお膳立てした中央公論社の気遣いを紹介する。対談は奈良、京都、大阪で行われ、初回は平城宮跡の発掘現場、次回が銀閣寺の庭園、最終回は緒方洪庵の適塾を散策見学で打ち解けた後、料亭などに移る。対談前はお互いが相手の専門分野の博識を恐れ躊躇したようだが、司馬さんの注文「日本文学の話題を抜いてくだされば。私の小説を読んでこないこと。」をキーンさんが快諾。そしてこの対談が縁となり長い交遊が生まれた。

  • aponchan さん

    司馬遼太郎氏の著作を継続的に読んでいるうちの一冊。司馬氏を通して日本・日本人のことを知ることが少しずつ進んでいる気になる。山本七平氏著作読了経験から、二人の対談は楽しみだったが、知のぶつけ合いになっておらず、補完の仕合で盛り上がらなかった感があり、少し残念。違うキャリアや人生があって得意分野が被らない方が対話が盛り上がるのかなと思った。引き続き司馬氏関連書籍は読んでいきたいと思う。

  • kuppy さん

    相変わらず、司馬さんは角栄さん嫌いですね、田舎から出てきた拝金主義の亡者と取り付く島もない。日本史には英雄はいない、日本には英雄が必要ないという話にはうなずける点が多い。

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人物・団体紹介

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司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

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