以下、無用のことながら 文春文庫

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167663131
ISBN 10 : 4167663139
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
16cm,538p

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読書メーターレビュー

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  • レアル さん

    様々な分野から集めた短文もの。エッセイ、小説のあとがきや小説を書くにあたり思った事など、司馬氏の小説などの作品には描くまでに至らなかった、ふっと思った事などを選集したもの。そんな「ふっと思った事」とさりげなく書いたが、一つ一つの内容のページ数は少ないが読みごたえは抜群。著者の専門の語学系や民族、歴史、そして宗教等、私の無知な知識ではついていけない内容も多くじっくりと読んだ。そして学んだ。

  • detu さん

    司馬遼さんの名を初めて知ったのは大河ドラマ『国盗り物語』を観た15歳の時。その後、原作を読んで、それからは虜となって立続けに読んだ。それでも随筆集を読むことは殆ど無かった。今回『以下、無用のことながら』いかにも司馬さんらしいタイトルであると感じ手にしてみた。「この国の形』など、心からこの国を愛し、行き先を案じておられるようだ。人間の心のありよう、何にとらわれ何に惑わされるのか。歴史、宗教、風土、人類学など多くの観点から検証されている。とくに仏教については興味深く拝読しました。

  • いわにほ さん

    今年100冊目の本。綺麗な日本語を読みたくなったので手にとった。✦司馬先生は書くことが本当に好きな方なんだと伝わってくる。本書は71編の話で構成されており、どこから読んでも良い。✦通して考えると、一見バラバラに見えるが著者の確固たる哲学や生き様が伝わってくる。✦文明や文化を明文化したがっている。人間とは文化てある。日本という国の成り立ちを、社会・宗教・文化という視点で膨大な資料をあつめ、司馬観により咀嚼され、こうしていま僕がそれについて考えている。どれほどの信念と努力を持って調べ学んだか、想像に及ばない。

  • AICHAN さん

    図書館本。エッセイ、講演、談話、あとがき等、さまざまな短文集。いい加減なタイトルだが中身は濃く、ページ数も半端なく分厚い。で、じっくりと丁寧にゆっくり読んだ。冒頭のエッセイは土地問題についてのもの。晩年の司馬さんは土地が投機の対象になってしまっている日本の現状を強く憂いていた。その思いに久しぶりに接した。また仏教についての論文調の文章各種では、仏教についての勉強のし直しができた。大いに頷ける内容が多かった。例えば浄土真宗(一向宗)の教理がキリスト教と通じるところがあるとの見方だ。

  • i-miya さん

    2011.10.20 ◎『新春漫語』。 昭和恐慌、林芙美子は着物を全部売って、海水着で過ごした、生活した。◎『綿菓子』。 ◎『裾野の水』。 三島、空襲のなかった町。浪漫亭−箱根、三島。ふうせん。太宰治の西限、三島。旅は話の継穂に似ている、自分がその土地について知っているかすかなことをよすがにして。実感を深めたい衝撃にかられる。下駄屋。昭和6年うまれ、大岡信。 柿田川の湧水地。

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人物・団体紹介

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司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

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