水の眠り灰の夢 文春文庫

桐野夏生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167602024
ISBN 10 : 4167602024
フォーマット
出版社
発行年月
1998年10月
日本
追加情報
:
16cm,475p

商品説明

昭和38年9月、地下鉄爆破に遭遇した週刊誌記者・村野は連続爆弾魔・草加次郎事件を取材するうちに、一人の女子高生の殺人事件の容疑者に。東京オリンピック前夜の高度成長期を駆け抜ける激動の東京を舞台に、村野の執念が追いつめたおぞましい真実とは。孤独なトップ屋の魂の遍歴を描く傑作ミステリー。

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    1963年当時の世相を濃厚に反映させた作品。とは言っても桐野夏生氏は1951年生まれであるから、小説は様々な資料を基にした彼女の想像力のたまもの。小説中でもそうだが、トップ屋の最後の世代を描いている。そして、それはそのまま焼跡闇市の戦後の終わりでもあったのである。私自身もその世代ではないが、代々木のオリンピックスタジアムが、今まさに建造されつつあり、映画館には「シベールの日曜日」がかかり、ルノーが走っている銀座。ノスタルジックな気分に浸れる小説だ。過去を疾走する日本版ハードボイルドとでもいうべきか。

  • ehirano1 さん

    「顔に降りかかる雨」でミロの父“村善”について興味が涌き本書へ。“村善”の若かりし頃の物語は期待どおりのハードボイルドでした。赤ちゃんのミロ登場には思わずおおっ!となり(笑)、村善と早重さんの今後に興味津々です。

  • 優希 さん

    面白かったです。ハードボイルドの格好良さと静謐な筆致に引き込まれました。東京オリンピックの熱気を孕んだ空気と共に草加事件と女子高生殺しが絡み、歪んだ世界を生み出しているのが印象的でした。村野が真実を炙り出そうと奔走する様子は孤高の記者の魂を見ているようです。昭和30年代の東京の空気も感じられる傑作ミステリーだと思いました。

  • 納間田 圭 さん

    題名の意味は…その時代のイメージなのだろう。高度成長の歪みを抱えたまま変貌していく東京。僕の生まれる前の東京オリンピック直前の頃。昭和30年代の匂いプンプンの…週刊誌記者”トップ屋”のハードボイルド。イメージもネタバレも…それは男性用整髪料バイタリスの香りのような。 神田駅の地下鉄改札口で肩がぶつかった地下鉄爆破犯かもしれないの男。残された爆破装置の破片に書いてあった”次は10日”の怪メッセージ。実際に起こった”草加二郎事件”を題材に入れ込み…女子高生殺人事件を追う主人公。

  • ehirano1 さん

    「・・・ファンというのは裏切らなければ酷いことはしないものだ。そこにあるのは愛と憎しみなんだ。愛が裏切られれば容易に憎しみに転化する・・・(p128)」。分かり易い表裏一体だと思いました。愛って難しいかもしれません・・・・・。

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人物・団体紹介

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桐野夏生

1951年石川県生まれ。作家。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな〓』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式

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