漱石俳句探偵帖 文春文庫

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167483197
ISBN 10 : 416748319X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
16cm,269p

商品説明

歴史探偵が俳句を通して探る、あの名作の謎
『坊っちゃん』のお清は誰!? 大文豪の意外な人となりを探り、おなじみの小説の新たな読み方を発見する、楽しく痛快なエッセイ

内容詳細

子規と競った松山・熊本時代、学生に幻滅した東大教師時代、小説家となってからも折々に、漱石は生涯二千五百余もの俳句を詠んだ。一流のユーモア、理想と孤独。漱石の最も自由な気持が満ちた十七文字からは、時代の空気、あの名作の意外な背景が見えてくる。楽しいエピソードと新事実、知的興奮が満載の傑作歴史エッセイ集。

目次 : 1(まったく無能な教師なり/ シェイクスピアに張り合って ほか)/ 2(米山天然居士の「墓」/ 『草枕』の隠し味 ほか)/ 3(是は謡曲好きのものにて候/ 「無弦の素琴」を聞く ほか)/ 4(「死こそ真のリアリティだ」/ よく眠る人、夢みる人 ほか)/ 5(「清和源氏」の末裔である/ 下戸がうたう「菊花の酒」 ほか)/ 6(早稲田「漱石公園」にて/ 松山「愚陀仏庵」を訪ねて ほか)

【著者紹介】
半藤一利 : 昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で、第60回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夏子 さん

    夏目漱石を隅々まで楽しみ尽くす本。色々なエピソードがどんどん飛び出して面白い。

  • うさぴん さん

    端正な句ばかりでなく、迷作•駄作?も遠慮深なく取り上げられているのがいい。解釈というよりは「推理」によって、俳句を読む楽しさを教えてくれる。漱石にとって俳句は決して小説家の「余技」ではなかった。創作の秘密にせまる本でもあります。

  • 篠静 さん

    作者の義母が漱石先生の娘さんとはオドロキです。漱石と虚子は仲良かったのかしら…

  • timeturner さん

    こんなおじさんと一杯やってみたい。

  • デコボコ さん

    http://honkatachi.hatenablog.com/entry/2016/11/18/092340

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年、東京都生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋新社(現・文藝春秋)へ入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役を歴任。著書に『日本のいちばん長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞、以上文藝春秋)、『昭和史 1926‐1945』『昭和史

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