日本国憲法の二〇〇日 文春文庫

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167483173
ISBN 10 : 4167483173
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
16cm,380p

内容詳細

「歴史探偵」として知られる著者は敗戦時、15歳。そして日本は、新憲法の策定作業に入る。GHQ指令が次々と発せられる中、昭和21年3月6日、遂に「憲法改正草案要綱」が政府より発表される。あの敗戦より203日。この苛酷ではあるが希望に満ちた日々を、史家の目に少年の目を織り交ぜつつ、哀切に描ききる。

目次 : 「三月十日」の章/ 昭和二十年八月・1―「涙滂沱」の章/ 昭和二十年八月・2―「国体護持」の章/ 昭和二十年八月・3―「総懺悔」の章/ 昭和二十年九月・1―「青い眼の大君」の章/ 昭和二十年九月・2―「記念写真」の章/ 昭和二十年九月・3―「憲法改正示唆」の章/ 昭和二十年十月・1―「天皇制打破」の章/ 昭和二十年十月・2―「天皇退位論」の章/ 昭和二十年十一月・1―「近衛失格」の章/ 昭和二十年十二月・1―「真相はかうだ」の章/ 昭和二十年十二月・2―「神道指令」の章/ 昭和二十一年一月・1―「詔書とパージ」の章/ 昭和二十一年一月・2―「浮浪児とパンパン」の章/ 昭和二十一年一月・3―「戦争放棄」の章/ 昭和二十一年二月・1―「三原則」の章/ 昭和二十一年二月・2―「聖断ふたたび」の章/ 「大理想」の章

【著者紹介】
半藤一利 : 昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りょう君 さん

    安倍首相が改憲したいと言う。ビデオメッセージで憲法9条の1項、2項をそのまま残して3項に自衛隊を明記したいと言う。戦力不保持と自衛隊の明記に整合性があるとは思えないが、読売新聞を熟読しろ、と言う。本の感想だが、敗戦の玉音放送から現憲法草案の国民発表までの200日を時系列で述べて、戦中派の実感がこもっていてさすがだと思った。理論だけの戦後世代の政治家にも平和主義を実感して欲しい。平和主義、基本的人権の尊重、国民主権の現憲法は完璧である・・

  • 糜竺(びじく) さん

    この本の解説で「日本国憲法について書かれた書物は数多あるが、こんなにも人間くさく、ドラマチックな本をほかに知らない」「人間の顔の見える敗戦後史」とあったけど、まさにその通りだと思いました。著者自身が経験した東京大空襲から始まり、そして、終戦、それからの203日の様子が書かれていますが、憲法ができる様子にとどまらず、戦後の日本の状況が、当時、著者が15歳であったその時の少年の目でも書かれていて、非常に人間臭く、そして読みがいがありました。題名や表紙は堅苦しそうですが、さすが半藤先生、面白かったです!

  • goro@the_booby さん

    終戦から新憲法制定までの203日間の流れや世相、半藤少年の疎開先での記憶、山田風太郎の日記などから当時の様子を描いて改めて憲法の成り立ちを考える事が出来ます。打ちひしがれた日本、飢餓に苦しむ日本、世界に睨まれてる中でマッカーサーがしようとしていたこと。また8月15日を迎えるにあたり忘れている事を想い出したような気がする。戦後70年が経ち世界の情勢も変わり日本の立ち位置も変わった。憲法改正も憲法によって保障されているんだから姑息な手段を使わず憲法改正してみればいいんじゃないの安倍さん?と思う今日この頃。

  • em さん

    「米人の作りし日本新憲法今日より実施の由。笑う可し」憲法施行の日の荷風日記。文化人の日記からの引用が多く、市井の感覚が伺えます。半藤さんは当時中学生とはいえ、経験に根ざした実感に右も左もないもんだ、と改めて思う。ゴーゴリ『死せる魂』のご馳走の描写に腹を鳴らして涙した話はなんともおかしくて、悲しい。私にはそんな描写の記憶すらないのだから。時に大声で、時にしんみりと、笑い泣きしているような筆に、いつの間にか気持ちが寄り添っていました。

  • ヤギ郎 さん

    「歴史探偵」として知られる著者による、終戦から日本国憲法が誕生するまでの200日を描いた一冊。日本国憲法ができるまでの、GHQや政府の動向について多くの本が出版されている。その中で、本書は、終戦時は15歳であった著者の目に映った「終戦直後の日本」が書かれている。著者の自伝というよりは、著者の人生のうち、終戦から200日を切り出した書き方がされている。憲法制定作業が行われていた東京と著者の身近を往復しながら、戦後日本の幕開けを体験する。

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書は『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、など多数。『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』(平凡社)で毎日出版

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