孤独な噴水 文春文庫

吉村昭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167169299
ISBN 10 : 4167169290
フォーマット
出版社
発行年月
1996年02月
日本
追加情報
:
261p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mondo さん

    この小説は吉村昭が37歳の時に書いた初めての長編小説だ。それまで、短編小説が4度芥川賞候補となっていたが、いずれも受賞とはならず、出版業界からも吉村昭はもう終わりかと囁かれていた時期だったと本人はあとがきで語っている。その時期に、編集者から「鉄橋」の素材のボクシングに因む小説を依頼された。吉村昭は兄の繊維会社で働きながら、睡眠時間を削って、本作を書き上げた。読み始めて、少し違和感を感じたが、すぐに吉村昭の小説の醍醐味を感じながら読了することができた。若き吉村昭が志していた「文学」を味わえる一冊。

  • mun54 さん

    吉村昭の初期作品でプロボクサーの話。今迄読んだ物とは全く違う雰囲気で、荒々しく泥臭いが話に引き込まれた。

  • tora さん

    初期の吉村昭の長編小説。このころからすでに救いのない結末を書くのが上手いのは流石。淡々と絶望の淵に主人公を落とし込んでいく描写は迫力があった。

  • みちかなもに さん

    繰り返し不幸にみまわれる中で苦闘する若いボクサーの話。 東京オリンピックの年に書かれおり、日本代表がボクシングで金メダルを獲得したこともありブームだったようです。弱小ジムの儲け主義の会長、咬ませ犬、生々しいインファイターの試合風景は楽しめた。当時ボクサーは彼女ができると弱くなるため恋愛はご法度で解雇になることもあったとか。。勢いのある文章に引っ張られるように一気に読み終えた。

  • kayjya さん

    昭和時代の暗いガード下の裏ぶれた風景が目に浮かびます。 物悲しい若者のお話し。 映画になって欲しい作品。

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人物・団体紹介

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吉村昭

1927(昭和2)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。58年、短篇集『青い骨』を自費出版。66年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。73年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、84年『破獄』で読売文学賞を受賞。2006(平成1

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