スティーヴン・キング

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図書館警察 FOUR PAST MIDNIGHT2 文春文庫

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167148195
ISBN 10 : 4167148196
フォーマット
出版社
発行年月
1999年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
白石朗 ,  
追加情報
:
16cm,696p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 散文の詞 さん

    -図書館警察-図書館から借りた本を紛失た男の元に図書館警官が姿を現し返せと迫る。というか、これだけのプロットをここまで広げられるのは、この作家の力量でしょう。当然そうなるよなって終わり方でしたね。だから、中編と言う位置づけなのかもしれません。-サン・ドッグ-ポラロイドカメラに写る“サン・ドッグ”は、一体何なのか?実は、...という話。正直、理屈はどうでもいいし、途中の話も、まどろっこしい。早く結末がしりたくて、読み進めてしまいましたけど、こんな終わり方。ある意味、わかる気もすけど、盛り上がりに欠けますね。

  • Tetchy さん

    表題作は読み進むうちにもう1つの『IT』の物語だと気付かされた。それは主人公サム・ピープルズが少年時代に遭遇し、そして恐怖の対象となった図書館警官という過去のトラウマとの対峙と克服の物語であり、そしてアーデリア・ローツという怪物との戦いの物語だ。もう1編「サン・ドッグ」は異界を写すポラロイドカメラをモチーフに悪行は必ず報いを受けるという教訓を盛り込んだと思ったが、そんな読者の予想、いや着陸点を裏切るようにキングならではの来たるべき恐怖を残して幕を閉じ、次作『ニードフル・シングス』へと続いていくようだ。

  • ゆかーん さん

    『おれはけえいかんだぞぉぉ』。図書館で借りた本を返さなかったら、図書館警察がどこまでも大声で追いかけてきます‼︎4日間期限が過ぎただけ…でもそんなことは言い訳にはなりません。本を無くしたからといって、代用の本を買えば良いというわけでもないのです。図書館司書のアーデリアは、本を返さない子供たちを恐怖に陥れ、罰金を請求し体罰を行うという恐ろしい人物。彼女の逆鱗に触れたら、その人の人生はもう取り返しのつかないことに…。『誠実さと信念』を持って、借りた本は期限内に返さなければと反省させられました。

  • 空猫 さん

    「借りた本を期限内に返却しないとコワーい図書館警察が来るよ」という都市伝説から生まれた作品。主人公の男性(40)が化け物に封印していたトラウマにつけこまれ…てな設定で、エロいシーンがなければYA向けみたいだった。『サン・ドッグ』誕生日プレゼントに貰ったポラロイドカメラに写るのは何を何処で撮ってもいつもおなじ黒い犬ばかり…。うーん。二作とも他のキング作品の前後譚らしく未読なのでイマイチのめり込めなかった。怖さや気持ち悪さは堪能できました。

  • 井月 奎(いづき けい) さん

    スティーブン・キングの恐怖はいわれなき暴力であっても、恨みであっても、悲しみであっても己の内面と共振するところにぞわぞわするような怖さがあります。自分がよんでしまったのではないか?そんな感じを抱かせ、読者の経験にも侵食してきます。あらわれる恐怖を対外的にも内面的にも感じなければならないのです。それこそがキングの小説の怖さであり、醍醐味です。

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人物・団体紹介

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スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック

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