たかが信長されど信長 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167120177
ISBN 10 : 4167120178
フォーマット
出版社
発行年月
1995年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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16cm,233p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    祖父信定は商人と婚姻関係を結んで港を押さえ、父信秀は戦争と貿易に精を出して勢力を拡げた…こうした父祖の血を受け継ぐ信長はリアリストだった。彼が長生きしたら何をしただろう。フロイスらが危惧した自己神格化に関しては天皇との関係が無視できない。戦国時代に天皇は講和を保証できる唯一の存在として権威を持ったらしい。本書では、信長が正親町に譲位させ皇室権威を利用しようとしたが失敗したという今谷説と、譲位を迫った事実はないとする山室説が真っ向から対立。二人の丁々発止を読んで論点はわかったが、信長の最終目的は謎のままだ。

  • カブトムシ さん

    (遠藤周作)ずうっと親父の代から番頭さんで来てくれた人を、「働きが悪い」ってパァーンとクビにするっていうのは、待望しているいまの企業家にあまり真似してもらいたくないので、ひと言…(笑)(尾崎秀樹)それがあったから、明智光秀なども、将来に対する不安を感じたんだろうしね。(遠藤周作)明智光秀だけじゃなく、松永久秀とか荒木村重とかね。要するに、みんなに対して、社長としての信頼感がどこか欠けているんだね。信長という人は。(尾崎秀樹)そうそう。対論その四あなたは信長の部下になりたいかー「水の人間」の魅力と欠陥より。

  • 金吾 さん

    途中で読んだことがあることがわかりましたが、ほとんど忘れていたこともあり面白かったです。特に会田雄次との対談は良かったです。

  • はげまる さん

    久しぶりの遠藤周作。対談集は初めてかも。20代のころ、遠藤のキリスト教関連の作品群に傾倒したが、信長について三部作があったのは知らなかった。20年前の本だが,当事、信長ブームだったそうでその理由を、様々な角度から探るというもの。目新しさは特にない。それでも、天皇と信長との関わりから、そもそも天皇とは何なのかと考察する章が面白かった。また、小説家がなぜ、時代小説を書くのかということで、現代人が感じる“リアリティ”についてが面白かった。事実とか、真実って、すごく狭い視点での意味しかない。

  • 金吾 さん

    対談集であるだけに更々と読んでしまいます。信長と天皇の話は面白かったですが、正親町天皇と深刻な対立があったとする今谷さんの我田引水振りには少しひきました。しかし戦国時代における天皇の権威を想像するいい機会になりました。

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