この国のかたち 4 文春文庫

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167105648
ISBN 10 : 4167105640
フォーマット
出版社
発行年月
1997年02月
日本
追加情報
:
16cm,269p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • むーちゃん さん

    実家帰省の飛行機の中で読了。「統帥権」- 無法時代というべきそのころの本質の唯一なものにあると気がついたのは『この国のかたち』を書いたおかげである。 司馬さんの思想の根本にあるものにたいして情熱を傾け書いてあります。 同時に「街道をゆく」も読んでましたが小説も良いですが、エッセー、紀行分もまた格別です。

  • レアル さん

    この巻の読み処はやはり「別国」と「統帥権」、そして「日本の二十世紀」辺りかな。。これらの項目を読むと、なぜ日本は、司馬氏の言う「愚かな国」へと突入していったのか、その経緯と司馬氏の強い思いが描かれている。そして同著者の『坂の上の雲』も日本人の成功例を描きたかったのではなく、この事を描きたかったと言う事も…。

  • Die-Go さん

    再読。日本と言う国の「かたち」を、司馬遼太郎の筆によって読み解く。1巻で述べられていた「統帥権」について改めて記されていたのが印象的だった。今の日本の状況を鑑みて戦慄を覚えざるを得ない。★★★★★

  • カザリ さん

    統帥権の解釈が明治を超えて、昭和になり歪んでしまったせいで、戦争に突き進むことになってしまった、という解釈。坂の上の雲と、並行して読んでいると明治までの日本までと昭和になってからの日本がいかに別の国になってしまったのか、という司馬の批判がリアルに伝わってくる。現実を見ない、ということが個人レベルではなく国レベル、というか国の一部の軍のレベルで行われてしまうことがいかに悲劇をもたらすか。。だんだん、幕末、明治、昭和とつながってきた。。自分のいるところまであと少し。

  • k5 さん

    本題ともいうべき統帥権について語られる四巻。これまでの話題の幅の広さと闊達さが見えなくなって悲しくはありますが、司馬さんの捉える明治や大正というものの粒度が細かく見えるようでもあって、なるほどこのシリーズを読み終えてから『翔ぶが如く』とか『坂の上の雲』を読み直したいと思えてきました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

プロフィール詳細へ

司馬遼太郎に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品