坂の上の雲(七)

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167105341
ISBN 10 : 4167105349
フォーマット
出版社
発行年月
1978年04月
日本
追加情報
:
349p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • naginoha さん

    バルチック艦隊到着まで遠い…でもようやく終わりがそこまで見えてきました。 これ読んでて感じるけど、あの時代の人は世界平和とか戦争のない社会とかいう概念がないことがよく分かる。だって当たり前に国同士の戦いや侵略があるんだもの。戦費が国家予算を圧迫し、重税で貧困にあえいでも、それが当たり前だったんだもの。だから朝ドラとか見て違和感を感じます。あの当時の国民は戦争の本当の怖さをまだ知らないんだ。世界平和とか国民が言い出すのは戦後なんだ。戦前の国民が国のために頑張る姿を責めるのはかわいそうだと思う。 3.5/5

  • しん さん

    日露戦争のそもそもの仕掛け人はフランスと対立しているドイツのウイリヘルム二世がフランスの同盟国であり強い軍事力を持つロシアの力を極東に移動させ相対的にフランスの地位を低下させるためだと聞き驚いた。思慮が浅いニコライ二世はウイリヘルム二世から『君は極東を制覇したまえ』と言われ舞い上がって攻め込んできた。それよりも、台頭してきた日本を快く思わないウイリヘルム二世が唱えた『黄禍論』が欧州、アメリカの白人の間で広く浸透していく根底にあるのは人種差別であり今も続いているのを実感する。

  • KF さん

    継続して一気に読んできているので大日本帝國陸軍の視線、場面はしんどい。大日本帝國海軍の視線、場面は主に痛快。そしてロシア視線は常に「そりゃねぇだろ」と呆れる場面。恐らく昭和の大日本帝國もそんな下り坂だったのでしょう。この巻でも、苦しい場面を闘い切る陸軍、軍事面でも内政でも苦しいリーダーに振り回されるロシア、そして優秀に描かれる海軍。秋山真之が悩む中、自信を持って平然とバルチック艦隊を迎え撃つ東郷平八郎。言葉数は少なくても迫力は万全です。 再読であるが故に気づきましたが、ロシア民族への蔑視場面が頻発ですね。

  • かおりんご さん

    残すところあと1巻!やっとバルチック艦隊が動き出しました。この時代の欧米諸国のアジアに対する考えもわかり、これが太平洋戦争につながったのかと思ったり。真之の手腕はいかに!最後の巻に突入です。

  • ホレイシア さん

    ラストがうまいよね、司馬さんて。

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司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

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