世に棲む日々3

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167105068
ISBN 10 : 4167105063
フォーマット
出版社
発行年月
1975年02月
日本
追加情報
:
286p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • さつき さん

    三巻は高杉晋作の縦横無尽な活躍に釘付けになりました。いきなり出家したかと思うと異例の抜擢。突然の脱藩、そして謹慎。その間にも長州をめぐる情勢は怒涛のようにめまぐるしく変わります。様々な思惑を持った人物が登場し、退場し、なかなか理解が追っつかない部分もあります。幕末はやはり難しい…次巻はいよいよ最終巻。高杉挙兵が楽しみです。

  • AICHAN さん

    図書館本。蔵書を売り払ってから初めての再読。上海を見た高杉晋作は攘夷など無理であることを瞬時に悟る。しかし帰国してからの晋作は、品川の外国館を焼き討ちしたり、将軍暗殺を計画したりした。いったん大乱世を現出させ、長州藩も幕府も滅ぶことによって新しい秩序を現出させ、その上で軍備を増強させて攘夷を行うという革命家になったのである。一方、久坂玄瑞は京で宮廷工作に奔走し蛤御門の変でその生涯を閉じる。長州藩は藩を挙げて攘夷を断行する。軽忽するなと師から戒められたにもかかわらず2人は動乱の中に突入した。

  • ☆エンジェルよじ☆ さん

    聞多活躍します。癇癪起こします。晋作藩の為を思います。いろんな出会いも悲しい別れもあります。いよいよ晋作最後の大舞台。千両役者の出番が近いようです。 この時代に「政党」のあった長州藩に驚きました。そしてヤクニンはどの時代でもヤクニンでした・・・

  • myoko さん

    兵ニ正ト奇アリ。奇とは正に対する言葉。正規部隊に対し「奇」である非正規部隊。これは封建身分制度の崩壊を意味し、奇兵隊から明治維新は出発する。蛤御門、4カ国連合艦隊、そして長州征伐と大事件を重ねていくうちに藩のなかが割れ、奇兵隊がキーになっていく。高杉晋作の立場がジェットコースターのように上下する。いつの時代も「ヤクニン」はどうしようもない。

  • とし さん

    覚醒した高杉晋作の縦横無尽の活躍が始まる。正確な時系列で見ても、「事実は小説より奇なる」ことがまざまざとわかる。井上聞多と伊藤俊輔の帰国のタイミングが数日遅れていれば、あるいは晋作の脱藩の決断が数日遅れていれば、それだけで日本の維新史はまったく違った様相を見せただろう。煮詰まった時勢、歴史の転換点においては、こういう奇跡がままあるらしい。次巻はいよいよ四境戦争。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

プロフィール詳細へ

司馬遼太郎に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品