宇野功芳(1930-2016)

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新版 クラシックCDの名盤 文春新書

宇野功芳(1930-2016)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166606467
ISBN 10 : 4166606468
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,470p

商品説明

新版 クラシックCDの名盤
推薦盤大幅入れ替え、新曲目大追加

宇野功芳 中野雄 福島章恭

好評『クラシックCDの名盤』から9年。個性溢れる3者の、魂の丁々発止再び。近年の人気曲も大幅追加したCDガイドの決定版
 1999年の刊行から17刷のロングセラーを続けている『クラシックCDの名盤』。「増補改訂版はいつ出るのか」と多数のお問い合わせをいただいておりましたが、9年の歳月を経て、「新版」の登場です。
名曲も大量追加。推薦CDは、近年リリースされた名盤も積極的にとりあげ、旧版原稿に大幅な加筆訂正が行われています。
 ひとつの曲をめぐって、著者3人が丁々発止のスリリングなやりとりを繰り広げるスタイルも旧版同様。クラシックCDガイドの決定版で、永久保存版です。(文芸春秋)

ページ数 472ページ
新書判

内容詳細

ベストセラー『クラシックCDの名盤』から九年。曲目大量追加、推薦盤大幅入れ替えを行い増補改訂。一曲ずつ三者が丁々発止を繰り広げるスタイルは旧版同様。ファン必携の永久保存版。

目次 : モンテヴェルディ/ ヴィヴァルディ/ バッハ/ ヘンデル/ ハイドン/ モーツァルト/ ベートーヴェン/ シューベルト/ ベリオーズ/ メンデルスゾーン〔ほか〕

【著者紹介】
宇野功芳(1930-2016) : 1930年生まれ。国立音楽大学声楽科卒業。音楽評論家、指揮者

中野雄 : 1931年生まれ。東京大学法学部卒業。ケンウッド代表取締役を経て、現在、音楽プロデューサー

福島章恭 : 1962年生まれ。桐朋学園大学声楽科卒業。音楽評論家、合唱指揮者。94年「柴田南雄音楽賞」奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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私も宇野功芳氏の批評には疑問を感じる。本...

投稿日:2021/04/25 (日)

私も宇野功芳氏の批評には疑問を感じる。本書のレビューにも宇野功芳氏に対する賛否両論があるのでコメントしたい。 YouTubeに宇野功芳指揮のベートーヴェン交響曲第3番『英雄』がアップされている。タイトルに「世紀の迷演奏」とあるとおり、これが『英雄』かと思う“迷演奏”だ。私には“感動”も“精神性”も感じられなかった。もちろん“共感”もない。既に販売終了であるが、宇野功芳指揮の『英雄』はCDもでており、HMVの内容詳細に「なかなか楽しめる“冗談音楽”のCD」と記載されているので、このCDも同じような演奏だろう。 本書を読む前に、宇野功芳の『英雄』を聴くことをお薦めする。

たまお さん | 長野県 | 不明

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今から40数年前、中学生の頃から宇野〇芳...

投稿日:2021/04/17 (土)

今から40数年前、中学生の頃から宇野〇芳のレコード評論を読んで、「カラヤンは外面的だ」「ショルティは精神性が無い」など鵜呑みにして、フルトベングラーをはじめ、ベームやワルターなどを中心に有り難がって聴いてきた。従って宇野氏の著作「クラシックCDの名盤」をはじめとして、以前から「名演奏のクラシック」「協奏曲の名曲・名盤」等を読んで、CD購入の大いなる参考にしてきた。ところが、レコードやCDに関する音楽評論のコメントは多分にセールストークが多く、商業主義の大きな影響を受けていることを知るにつけ、宇野〇芳の評論には偏りが多いことに気づき、音楽雑誌「レコード〇術」の内容にも疑問を感じるようになった。その最たるものがショルティ指揮の一連の録音だ。ケネス・ウィルキンソンがサウンドエンジニアを務めたベートーベンの交響曲全集(旧録音)を聴いてみるがよい。録音の素晴らしさもあって、ベートーベンの交響曲の世界に浸ることができる。特別にショルティのファンではないが、この演奏のどこを聴いて「精神性が無い」と言えるのだろうか?長い間、宇野の音楽評論を妄信していたわが身を恥じる。なお本書に罪はなく、賛同するコメントも多々あるが、ベストCDのガイドブックである本書として、宇野の姿勢には疑問を感じる。

snk さん | 北海道 | 不明

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若い頃は宇野氏の情熱的(?)なレコード批評...

投稿日:2021/04/15 (木)

若い頃は宇野氏の情熱的(?)なレコード批評に心酔していた時期もあったが、主観的すぎる姿勢に次第に疑問を抱くようになった。その後も折に触れ宇野氏の文を目にすることがあったが、嫌悪感しか持てなくなった。だって、「悪魔的」とか「人間技を越えている」「抉りがきいている」「打ち込みがすごい」なんて一体どういう演奏?、意味不明。自分の好き嫌いは別として、文筆で飯を食うなら少しは客観性を持っているべきだ。この本は書店で立ち読みしたことがあるが、途中で読むのをやめてしまった。まあ、私のこの文も好き嫌いで書いているようだから、まだまだ言いたいことはあるが、やめておきます。

禅済 さん | 三重県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 藤枝梅安 さん

    宇野、中野、福島の3氏のコメントは面白いのだが、これだけの量になるとパターンがわかってくる。3氏の好みもだいたいわかる。要するに「一般人にはわかるまい」とうスタンスが見え隠れする。万人向けの「名盤」ではなく、あくまでも「昔から聴いている筋金入りのクラシックマニア向け」という感じ。マタイ受難曲のコメントには同意できないなぁ。「なんちゃん」さんがお書きになった「内輪の世界」というコメント、まさにその通りだと思います。

  • しょうじ@創作「熾火」執筆中。 さん

    【1回目】ブログで紹介しようと思っていた6曲分の記述を読んで失望し、トイレ本決定。もう読んじゃったことにする。こんな本が出されたり、売れたり、権威づけられたりしているようでは、若いファンはどんどんクラシックから離れていってしまう。出てくる演奏家は、大抵が物故者で、クラシック音楽界の「今」をまるで感じさせてくれない。買わなきゃよかった。

  • fumikaze さん

    当然だが評論家の好みが反映され、特に私の好きなファジル・サイなどは人によって評価大きく分かれる。内容が古く、クラシックCDを購入する際には参考にならないかもしれないが、読物としても面白い。

  • fumikaze さん

    3人の評論家が同じ演奏家について書いていてそれぞれの評価が随分違うのが面白い。読物としても楽しいし、実際に購入して良かったものも何枚かある。ただ、欲しいと思っても手に入らないものも多い。

  • F4ふぁんとむ さん

    相当上級者向けなので、初心者にはつらい。しかしながら、読み進めていくと、なんとなく判った気になって、いろいろ聴きたくなるのがなんだかすごい。内容にひざが打てるようになるのはいつのことやら。

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宇野功芳(1930-2016)

1930年、東京生まれ。国立音楽大学声楽科卒。音楽評論家、指揮者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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