恋の手紙 愛の手紙 文春新書

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604937
ISBN 10 : 4166604937
フォーマット
出版社
発行年月
2006年02月
日本
追加情報
:
18cm,238p

内容詳細

純愛、不倫、家族愛…。あふれる思いを手紙に託した人々。谷崎潤一郎は、芥川龍之介は、太宰治は、どんな手紙を送っていたのか。30人の個性あふれる文面を一挙に公開。日本人の愛と恋がここにある。

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後文藝春秋入社。『週刊文春』『文藝春秋』各編集長、専務取締役等を歴任。『漱石先生ぞな、もし』で第12回新田次郎文学賞を、『ノモンハンの夏』で第7回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    半藤さんが愛や恋の手紙を集めるとどうなるか。いわゆる恋愛の指南書にはならない。家族への愛もあるし、2.26事件の首謀者が天皇陛下に向けて書いたものも。道ならぬ恋の手紙は、情感溢れるがやはり夫から妻への手紙がいい。龍之介から婚約者への手紙にみえる純情な愛。彼を知らずともあんな手紙を受け取れば心からの幸せを感じるだろう。漱石が倫敦から妻へ何度も書いた手紙と妻からの元気あふれる手紙もいい。光太郎の智恵子への思いやりに満ちた手紙は涙を誘う。不倫反対ではないが、彼らの妻への愛は滑稽でなく、ひたすらに美しい。

  • Maybe 8lue さん

    返却前に。仕事に追われ結婚の準備が疎かになっていた高見順に秋子は「私の無性者さん!!ものぐさ、なまけもの、意地悪!!ネ、お願ひ、お手紙頂戴」…この時代の小悪魔め!!!岡倉天心の艱難辛苦<カンナンシンク>は死後恋文が翻訳と推敲を重ねられる事では?二・二六事件の首魁磯部浅一が刑処の直前まで「私はやられたら直ぐ血みどろな姿で陛下の許に参りますよ」と叫んだ。が衝撃的でもう…この本読んで、あの台詞が怖かった。が率直な感想です。夢に出てきそう…

  • Maybe 8lue さん

    訳されたって難解、どうかルビふって頂戴。谷崎潤一郎夫妻と佐藤春夫の三角関係から始まり山本五十六のあなたの懐に飛びこみたい!に混乱しつつ竹久夢二(川)と彦乃(やま)のそれぢや、うまくおやり。芥川龍之介、お菓子なら頭から食べてしまひたい位可愛い文ちやん、この手紙は一人だけで見て下さい。僕の手紙と君の手紙を一しよにして何かにつけて入れて何時までも二人で大事にして置きませう。唖然。坂口安吾はツンデレの先駆けであったのか…と、面白いんだが読みにくい。原文は時代だから仕方ないにしても解説は現代に沿って欲しかった。

  • Madoka.@書店員復帰を目指し中! さん

    大日本帝国海軍の山本五十六のラブレターが非常に印象に残っている。あの山本五十六がこんな事を書くのかという衝撃。ラブレターを死んでから公開されるとは羞恥プレイである。

  • 駄目男 さん

    この世の中、何が辛いと言って別れほど哀しく辛いものはない。 ましてや今生の別れとなれば尚更のこと。 この本には何も結婚前の熱々なラブレターばかりが載っているわけではなく毅然とした決断の下、決別していくための情愛の籠もった手紙もある。 そんな歴史上の人物の愛が詰まった一冊だ。

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年、東京都生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋新社(現・文藝春秋)へ入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役を歴任。著書に『日本のいちばん長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞、以上文藝春秋)、『昭和史 1926‐1945』『昭和史

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