江戸の都市計画 文春新書

童門冬二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166600380
ISBN 10 : 4166600389
フォーマット
出版社
発行年月
1999年04月
日本
追加情報
:
18cm,214p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    面白かったです。江戸のリーダーたちによるまちづくりが述べられています。知恵と決断によって進められる都市計画はとても興味深いものでした。低湿地であった江戸が都市へと出来上がっていく様子を歴史のエピソードと絡めているので、江戸の繁栄も同時に知ることができます。明暦の大火により、焼け野原となった後も、その手腕で江戸が復興されていくのも、力あってこそだと思いました。世界屈指の都市となった東京の原型とも言える江戸の町。武家政権維持のためになされたことが現代へと繋がる歴史が面白いところです。

  • Yukiho Akechi さん

    「家康、江戸を建てる」読了後、江戸建設について理解を深めるため読みました。実際に都政に関わっていた歴史作家・童門冬二さんが著者なのもポイント高い。家康が江戸に来る以前の話から、吉宗の孫である松平定信の行政までの話がテンポ良く紹介されていて、非常に満足。個人的には吉宗と大岡越前のコンビが、民衆の状況や要望を理解しながら政治をやってる感じがいいなと思いました。あと家康の「元和偃武の宣言」の意味を知って感動しました。都民としては、せめて今の都政をもっと勉強してから意見できる人にならなきゃな、と思いました。

  • ありんこ さん

    江戸のリーダーたちのまちづくり。水路をつくり、埋立地をつくった。明暦の大火後の都市計画なども防災対策、桜の名所をつくるなど、今の東京が少しずつ作られていったことが分かります。

  • Naota_t さん

    ★3.1/東京の中で知っている土地の由来がわかって勉強になった、くらいの印象しか残っていない。徳川家康が推進した士農工商に則り、江戸開発は武士中心のものであって、町人の暮らしを豊かにしたいのではない。商品や職人はあくまで「武士の補完機能」として見られていた。コピー機、IT、自動車のない時代、政治の意思決定、その共有方法はとても原始的で時間もかかった、ある意味長閑な空気を感じた。そんな情報量の少ない時代に住んでみたい。本書は、無駄な改行やカギカッコが多く、情報量も薄い。気軽な読み物としてはいいだろう。

  • cdttdc さん

    歴史で習ったり、よく耳にするような江戸時代の街づくりの話が長すぎない程度で紹介されているので、細切れにも読めて楽しめた。締め括りで童門氏が東京の一極集中を憂いて、地方の時代が来ることを望むとあるが、これは江戸幕府の街づくりを肯定していない表れなのだろうか。いつの時代も為政者と市民とは大きなギャップがあり、治める側にも優れた者がいて、バランスが取れたり、逆に大きな変革が起こるのだろう。

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人物・団体紹介

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童門冬二

作家。昭和2(1927)年生まれ。東京都広報室長、企画調整局長、政策室長を経て昭和54(1979)年退職。歴史に素材を求めながら組織と人間をテーマに捉えた著作を行っている。その数は300余冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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