司馬遼太郎短篇全集 8 1963.7〜63.12

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166415304
ISBN 10 : 4166415301
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
追加情報
:
18cm,597p

内容詳細

司馬遼太郎が大長篇執筆に劣らぬ情熱とエネルギーを注いだ短篇、単行本未収録の初期作品37篇を含む156篇を発表順に編集。本巻には、「逃げの小五郎」など1963年に発表された13篇を収録。

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 大正12(1923)年、大阪市生れ。大阪外国語学校(現・大阪外国語大)蒙古科卒業。昭和35年、「梟の城」で直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの跫音」で読売文学賞受賞。59年、新潮日本文学大賞学芸部門賞受賞。62年、「ロシアについて」で読売文学賞受賞。63年、「韃靼疾風録」で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。5年、文化勲章受章。8(1996)年2月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この巻は7巻、8巻に引き続いて「幕末」「新選組血風録」に収められた作品が多くやはり血なまぐささがある気がします。その途中には長編の「尻啖え孫市」「国盗り物語」「功名が辻」から短篇として納められています。徐々に長編を書きつつ短篇も書いていたということなのでしょう。

  • kawa さん

    1963年後期執筆短編、幕末ものオンパレード。他の短編集で読了済み作品が多くほぼ再読。歴史の変わり目で、大ペテンに落ち込むことを良しとせずテロを実行する「最後の攘夷志士」、「桜田門外の変」で水戸藩と薩摩藩との連携から離脱した薩摩藩からただ一人参加した有村治左衛門の物語等、が新鮮で印象的。

  • ハルのうた さん

    「峠」を読んだ後で「英雄児」を読んでみたく手に取りました。読む順序が逆だったな〜、「峠」を読んだ後だとあまりにも「ザックリ継之助」でした(笑) 他は「新選組血風録」に収録された作品が多かったです。「桜田門外ノ変」は初読みでしたが自分にとって有村治左衛門を描いた作品が初めてであったことに加え人物像や感情の機微、彼を取り巻く人物たちの思いが伝わり印象深いものでした。

  • pulapula60 さん

    幕末を背景とする13短編。私も訪れた城崎温泉の旅館に潜伏した桂小五郎を描く「逃げの小五郎」。取材と史実が結実した妙味「海仙寺党異聞」。ある視点(金銭)から見た人々のうごめき「彰義隊胸算用」。価値観が変わった時の世の評価の変化を伝える「最後の攘夷志士」。河井継之助の才知の使い方で結果は変わっていたのではないかと思わせる「英雄児」。襲撃に加わった唯一の薩摩藩士からの視点で描く「桜田門外の変」では組織(藩)、国が変わるまでには時間がかかることを感じさせる。

  • シノッツォ さん

    『桜田門外の変』。最後、実行の時の光景が緊張感に満ちていて、まるでその場にいるかのような文章につい引き込まれた。また、実行に至るまでの経緯も映画のようで面白かった。

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司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

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