妖の絆

誉田哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163916347
ISBN 10 : 4163916342
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
432p;20

内容詳細

人の血を啜り、闇から闇へと生きる絶生の美女・紅鈴が、江戸の世で出会ったひとりの少年、欣治。吉原に母を奪われ、信じていた大人たちにも裏切られた。そんな絶望の中でなお、懸命に生きる欣治との出会いが、孤独な闇を生きてきた紅鈴の思いがけない感情を芽生えさせる。「こんな腐った世の中に、こんなにも清い魂があるものか。この汚れなき魂を、あたしは守りたい」欣治を“鬼”にする―。その、後戻りできない決断の先に待ち受ける運命とは!?美しく凶暴なまでに一途なダークヒロイン、ふたたび。

【著者紹介】
誉田哲也 : 1969年東京生まれ。学習院大学卒業。2002年、『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    誉田 哲也は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『妖』シリーズ第三弾は、欣治との出逢い、エピソード・ゼロ、江戸時代まで遡ります。相変わらず紅鈴は、粋で格好良く好い女?(妖or閻羅or闇神)でした。 https://books.bunshun.jp/articles/-/7669?ud_book 【読メエロ部】

  • 旅するランナー さん

    妖シリーズ·エピソード0。紅鈴と欣治、出会いの段。物語は江戸時代へ。例え時代は変わっても、そのエログロはパワーアップし、オフビート感は健在です。これだけダークで、血まみれな主人公なのに、惚れてしまうのは妖術のしわざでしょうか。それにしても、これで現在過去未来いつでも設定できることになるわけで、鬼に金棒、誉田に万能感フィットやないかい!

  • いつでも母さん さん

    妖シリーズ最新作。第3弾にしてエピソード・ゼロ!欣治との出会い。欣治が鬼になるまで‥いや〜良かった。欣治推しの私だが、今回は吉平が好い。くぅ〜惚れてしまう。なのに・・(泣)闇神の方がよっぽど情があるのが切ない。いつの時代でもいい、紅鈴と欣治の物語まだまだ読んでいたい。

  • タツ フカガワ さん

    美貌の吸血鬼・紅鈴の出自を辿る“妖”シリーズ3作目は江戸の吉原が舞台。母親が吉原に売られた6歳の欣治に出会った紅鈴は、母親の代わりに吉原の女郎になる。そのころ加賀の前田家が抱える伊賀者が、闇神の不老不死の生き血を持ち帰るという藩主の命で紅鈴の行方を追っていた。波乱に富んだ内容と終盤の活劇に、伝奇小説の醍醐味を満喫して読了。読んでいる最中、ちらっと映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を思い出しました。

  • 雅 さん

    不老不死の闇神である紅鈴と欣治。その出会いから描かれている。エログロな部分もありつつ、切なく泣けてくる場面も。いい作品だった

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誉田哲也

1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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