踊り子と探偵とパリを

小路幸也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902647
ISBN 10 : 4163902643
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
306p;19

内容詳細

時は1920年代、狂乱のパリ。米国人探偵とロンドンの富豪の息子が呪いの赤い宝石を狙って、人気随一のキャバレーに乗りこんだが

【著者紹介】
小路幸也 : 1961年北海道生まれ。広告制作会社を経て、メフィスト賞を受賞した、『空を見上げる古い歌を口ずさむpulp‐town fiction』(講談社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    小路さんらしく、ワルツと紅茶とマカロンの似合う、軽くてさくさくとした印象の物語。花の都パリを舞台にした落ちてしまった恋と煌めく宝石の物語。落ちにんんん〜?となったけれど、匣の中の箱の設定だったんですね。小路さんの小説は絶対良い人が悲しい目に会わないし、正義は勝つし、最後はめでたしめでたしになるので、安心してどんな時でも読めます。勿論結末の弱さは否めないのですが。ユージーンとブランシェはどんな風にこれからの時を過ごすのかな、とか、マークは再びパリを訪れるのかな、とか想像するだに微笑ましくて自然と頬が緩みます

  • ゆみねこ さん

    小説家志望のロンドンの富豪の息子が、家を飛び出して暮らし始めたパリで出会った謎めいた米国籍の探偵。人気者の踊り子と伝説の宝石、大物詐欺師。盛り沢山で面白かったです。クライマックスの場面があっさりし過ぎていたのがちょっと残念!

  • みかん🍊 さん

    パリに作家になるためにやってきた大富豪の息子ユージン、アメリカの探偵マークそして美貌の踊り子ブランシェに人目惚れしたユージンはマークと共にお姫様を守り 悪の首領を倒す為に仲間を集め動き出す。ミステリーというより1920年古きパリを舞台のエンタメロマンス活劇、悪の首領が怪人二十面相の様でわくわくと楽しめました。

  • Yuna Ioki☆ さん

    1036-239-26 やはり小路幸也のミステリーは「ヌルい」(笑)ラストの吸血鬼やら宝石にまつわるショートストーリーで締めくくって、こんな感じのストーリーをユージーンが書いたけどどう?面白かった?って感じかなあ。バンドワゴンシリーズ以外はいまいち。。。

  • ゆかーん さん

    「呪われた宝石、ディープ・レッド・ハート」その宝石を手に入れた美女は、その美しさを保ちながら死んでゆく…。そんな呪いの宝石を手に入れたのは、極悪非道の詐欺師、ルネ。数々の悪行を働き、様々な珍品を手に入れてきた彼は、美しい踊り子のブランシェを我が手にしようと企んでいます。彼の悪行を食い止めるため、行動するのは探偵のマークと作家志望のユージン。二人の計画は果たして成功するのか!?…とミステリー要素満載で終わるのかと思いきや!終盤の数ページから一気にファンタジーへ…。色々と騙されてばかりのラストとなりました…。

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小路幸也

北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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