きみは赤ちゃん

川上未映子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900704
ISBN 10 : 4163900705
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
294p;19

内容詳細

35歳ではじめての出産。それは試練の始まりだった!
芥川賞作家の川上未映子さんは、2011年にやはり芥川賞作家の阿部和重さんと結婚、翌年、男児を出産しました。つわり、マタニティー・ブルー、出生前検査を受けるべきかどうか、心とからだに訪れる激しい変化、そして分娩の壮絶な苦しみ……妊婦が経験する出産という大事業の一部始終が、作家ならではの観察眼で克明に描かれます。
さらに出産後の、ホルモンバランスの崩れによる産後クライシス、仕事と育児の両立、夫婦間の考えの違いからくる衝突、たえまない病気との闘い、卒乳の時期などなど、子育てをする家族なら誰もが見舞われるトラブルにどう対処したかも、読みどころです。
これから生む人、すでに生んだ人、そして生もうかどうか迷っている人とその家族に贈る、号泣と爆笑の出産・育児エッセイ!

〈目次〉
出産編 できたら、こうなった!

陽性反応
つわり
出生前検査を受ける
心はまんま思春期へ
そして回復期
恐怖のエアロビ
かかりすぎるお金と痛みについて
生みたい気持ちは誰のもの?
夫婦の危機とか、冬
そして去ってゆく、生む生むブルー
いま、できることのすべて
乳首、体毛、おっぱい、そばかす、その他の報告
破水
帝王切開
なんとか誕生

産後編 生んだら、こうなった!

乳として
かわいい♡拷問
思わず、「わたし赤ちゃんに会うために生まれてきたわ」と言ってしまいそう
頭のかたちは遺伝なのか
3ヶ月めを号泣でむかえる
ひきつづき、かかりすぎるお金のことなど
髪の毛、お肌、奥歯に骨盤、その他の報告
父とはなにか、男とはなにか
夫婦の危機とか、夏
いざ、離乳食
はじめての病気
仕事か育児か、あらゆるところに罪悪感が
グッバイおっぱい
夢のようにしあわせな朝、それから、夜
ありがとう1歳
あとがき

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 青乃108号 さん

    俺もかつては一男一女の父親だった。仕事は内装工事業で、とことんブラックな設計事務所務め。自分の製図や見積り作業が終わるまで帰宅出来ず、夜中の3時に帰宅とかザラだった。現場が始まれば40日連続で家に帰れなかった事もある。そんなだから子育てには一切参加出来ず、気付けば2人共大きくなっていた。今は時代も代わって、男性も積極的に育休を取りましょうみたいな風潮に漸くなって来ているが、この本。母親となる女性の孤独な闘いの日々が、著者自身の体験として赤裸々に綴られたこの本。これから父親になる男性も是非共、読むべき本だ。

  • 風眠 さん

    『すべて真夜中の恋人たち』あの静かで美しい物語を書いてるときに、妊娠→つわりというド修羅場にいたなんて、信じられない。作家って、すんごい生き物だなって、びっくりあんぐり。川上未映子のエッセイは、面白くてクスクス笑ってしまうのに、ほんのりと言葉が美しくて私は大好きだけれど、妊婦の本音ぶっちゃけますみたいなエッセイもすごくいいと思う。まぁそれでも、実際よりかはマイルドに書いてるんだろうけど、妊娠→出産→出産後、女は大変!高いお金払って無痛分娩にしたのに、土壇場で切腹って、これを修羅場と言わずして何と言おうか。

  • hiro さん

    未映子さんのエッセイ10冊目。前作『りぼんにお願い』では、あの可愛い表紙のため、図書館で借りるのをためらったが、それ以上、この本が出産・育児エッセイということでためらいがあった。しかし読んでよかったと思う。私には二人の息子がいるが、妊娠・出産・育児、そしてそのときの女性の体と精神状況について、妻には申し訳なかったが、全くといっていいほど理解していなかったと気づいた。この本は、妊娠している女性だけでなく、夫婦二人で読む本だと思う。男も妊娠・出産・育児について、勉強と理解が必要だと思う。やはり母は強い。

  • kana さん

    壮絶なつわり、マタニティブルー、激太り、身体に生じる恐ろしい変化、帝王切開後の腹の痛み、授乳の痛み、育児での睡眠不足、産後クライシス、初めての発熱でのパニックなどなど、それはもう9割方はつらく苦しい妊娠出産育児の日々が言葉を尽くして赤裸裸に語り尽くされています。最初は子どもを生むことに恐ろしく暗い気持ちになりましたが、読み終えると不思議と残り1割で綴られた息子への愛おしさ、そしてこの上ない幸せな気持ちばかりが残り、あぁ生きるってそういうことなんだなとしみじみ。私にもいつかこんな幸不幸が訪れるのでしょうか。

  • めしいらず さん

    ミエコ嬢が子作りを思い立ってから、妊娠、出産を経て、満1歳までの日々の随想録。初めての経験のドタバタに笑い、仔細に記された出産、育児の実情にドン引いたり(いや、マジで)、赤裸々に開陳される産後のイライラ、そのあまりに恐ろしい矛先(いやいや、マジで)を向けられたあべちゃん(相当頑張ってる)に心底同情したり。何より著者の背負った身体的辛さ、行き場のない苛立ちの凄まじさ。だからこそ、その先に見た母親だけしか知ることの出来ない感情、子を抱いていられる今この瞬間の幸福に、少しずつ手を離れていく寂しさに、胸を焦がす。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

川上未映子

大阪府生まれ。2008年、『乳と卵』で芥川龍之介賞、09年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、10年、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、13年、詩集『水瓶』で高見順賞、同年、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞、19年、

プロフィール詳細へ

川上未映子に関連するトピックス

  • 2024年本屋大賞受賞作品決定 全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」。2024年本屋大賞結果が4月10日(水)に発表されました!大賞作品は『成瀬は天下を取... HMV&BOOKS online|2024年04月10日 (水) 14:00
    2024年本屋大賞受賞作品決定

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品