東日本大震災 心をつなぐニュース

池上彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163743103
ISBN 10 : 4163743103
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,221p

内容詳細

避難者に物資を届ける姉妹、濁流から10人を助けた元ラガーマン…。東北・東日本の地元県紙から感動の震災ニュースを紹介。地域に密着した地元新聞だからこそ書けた、心を揺さぶる感動の人間ドラマ94本。

【著者紹介】
池上彰 : 1950年長野県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHKに入局。記者やキャスターを歴任し、2005年に退職。以後、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌と幅広く活躍している。信州大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    東日本大震災の翌日から約1カ月間、地元新聞に掲載された震災関連の記事をスクラップした本。活字の力を信じる記者達が有志で作り上げ、収益は全額被災地支援に寄付されたという。『ニュース』を伝える手段は大きく映像と活字に分けられる。映像はあるがままを記録し発信する。時に例外はあるけれど、基本的に目にみえないものは映せない。これに対して活字は、目にみえない思いをすくい上げる事ができる。心を繋ぐ事ができる。輪転機が壊れても、手書きの壁新聞を発行した石巻日日新聞のように、被災地から魂の言葉を発信し続けた記者たちの記録。

  • takaC さん

    この本はありのままに読むだけで良い。ネット全盛の今でも紙の新聞が廃れない理由は刊行時点のリアルタイム情報が追体験できるからだという主張を最近どこかで目にした。記事の大きさで事の重要度も把握できるのも長所だとも。腑に落ちた。

  • るんるん さん

    東北の地方紙が伝える震災後間もない頃の被災者の生活が綴られ、各社の記事がスクラップ仕様になっている。この本の発行は2011年6月。映像での情報は電波にのって届きやすいけれど、地域密着の新聞社の活字をみる機会はなかなかない。今回、娘が学校の図書館から借りてきていました。去年ボランティア体験で訪れたときの気持ちがそうさせたのかな。本を手にとり、映像での情報とは違った心持ちになったのはなぜだろう。取材者自身そこに暮らす人だからだろうか。記者と遠い土地の読者と被災地とを、題字のごとく「心をつなぐ」ニュース、です。

  • Maiラピ さん

    “走りながら銀児くんは母が転ぶのを見た。その夜、銀児くんは避難所でつぶやいた。「かあさんは来ないよ」”この記事を読んだとき、涙が止まらなかった。12歳の男の子が一緒に避難中、母親が目の前で波にのまれる光景を見てしまう。こういうふうに大切な家族が亡くなる瞬間を見た被災者が大勢いるのだ。。。たぶん一生この時の映像は目や心に焼き付き忘れられないだろうな。震災後の心のケアの重要性や障碍者・弱者への特別扱いもあっていいと思うし、この震災で学べたことを一つ一つ形にできたらいいな。

  • gissy さん

    新聞の力を改めて考えさせられました。深い悲しみや一筋の希望、大きな感謝や取り返しのつかぬ出来事、決死の救出、固い決意、批判にさらされる正しさなど心に迫る記事ばかりで何度も電車内で読むことを中断しました。ネット上のディスプレイで読んでも同じ文字なのですが、紙から読む文字はまさに活字で、きっと新聞記事を直接目にすれば、もっと活字で、記者の方々がまとめられる取材のメモ、記録は更に活字なのだろうと心を揺さぶられました。紙の上の文字の力、素晴らしい力だと感じました。

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人物・団体紹介

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池上彰

1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに記者として入局。1994年から「週刊こどもニュース」キャスター。2005年3月NHK退社後、ジャーナリストとして活躍。名城大学教授、東京工業大学特命教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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