現代語裏辞典

筒井康隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163727905
ISBN 10 : 4163727906
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
20cm,445p

内容詳細

日本語のあらゆる言葉をエスプリと毒たっぷりに定義しなおす、前代未聞の読む辞典。総項目数12000。作家の唯一無二の発想がいかんなく記され、あらゆる常識を吹き飛ばす、執筆期間8年の記念碑的大著。

【著者紹介】
筒井康隆 : 1934年大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業。1960年SF同人誌「NULL」主宰、発刊。短篇の「お助け」が江戸川乱歩に認められ、作家活動を始める。1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞受賞。1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞受賞。1989年『ヨッパ谷への降下』で川端康成文学賞受賞。1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞受賞。1997年、仏政府よりシュバリエ章受章。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひお さん

    流し読み。裏辞典というより毒辞典w筒井さんの毒っぷりが爆発でどこから読んでも面白い。ただし、頭から一個ずつ読むようなものでないのは確か。暇な時にパラパラめくって楽しむべき一冊かな?

  • fukumasagami さん

    こっそり読んで、くすりと笑おう。

  • アズル さん

    じっくり読みたかったので購入。まだ全部読んでいないけれど、これは面白そう! 筒井版「悪魔の辞典」とともに手元に置いておきたいです。ページを横にずらすと、筒井先生のお顔が拝めます(笑)。

  • ぐうぐう さん

    こういうお遊びを、とことん真剣に、しかもクオリティ高く完成させられるのは、筒井康隆をおいていないのではないか。「しおり【栞】面白くないのに読まねばならぬ書物のための紙切れと紐」とあるが、この本はおもしろくないから一気読みできないのではない。一日一音ずつしか読めないくらいの濃密さがあり、だからこそ栞が大活躍する。「ダブルブッキング【doubie-booking】同じ本を二冊買ってしまうこと」この本はそれに値する。自分用と贈呈用。マジで喜ばれるような気がする。

  • tama さん

    図書館本 いやー読み終えるのに意外な(途方もない)ほど時間がかかった。全て面白いのだがいくら読んでもはかどらない。どうやら斜め読みが出来ないからのようだ。普通の本なら数行斜め読みしても文脈が理解できるのだが。すぐ分かる説明も、しばらく考えて大笑いするのもあり。お気に入りは水割りと村祭りの説明。全然無視は数回登場。いくつかの項目は「乱調文学大辞典(わしリアルタイムで買って持ってるもんねー)」と同じのがあり懐かしかった〜。セロニアス・モンクは時間を隔てて大活躍!

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人物・団体紹介

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筒井康隆

1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。’60年、弟3人とSF同人誌“NULL”を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が“宝石”に転載される。’65年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。’81年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、’87年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、’89(平成元)

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