小説家たちの休日 昭和文壇実録

樋口進

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163715605
ISBN 10 : 4163715606
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,397p

内容詳細

踊り子を抱き寄せる永井荷風、自宅の庭で和服を着た三島由紀夫…。写真家・樋口進秘蔵の、昭和に活躍した文士たちの貴重な写真と共に、当代きっての評論家・川本三郎が、65名の作家の意外な素顔や裏話を紹介する。

【著者紹介】
川本三郎 : 1944年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。朝日新聞社を経てフリーの評論家に。1991年、『大正幻影』でサントリー学芸賞を受賞。97年、『荷風と東京『断腸亭日乗』私註』で読売文学賞、2003年、『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞と桑原武夫学芸賞を受賞

樋口進 : 1922年、横浜生まれ。東京写真専門学校(現・東京工芸大学)卒業。フリーカメラマンとして出発し、1953年に文藝春秋新社入社。写真部を設立し、文壇の冠婚葬祭など様々の仕事に携わる。82年に退社後も、各方面で活躍しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こっこ さん

    ★★★★☆ 見開き二頁に、写真家樋口氏が撮影された昭和の文士達のモノクロ写真が、経歴と共に紹介されている。それに続いて川本氏が当の文士に関して四頁に渡り多種多様なエピソードを披瀝している。全六十五人。ある程度慣れ親しんだ文士も、名前しか知らない方も、また初めて聞く名前の文士も居る。そこから浮かび上がってくるのは、「昭和と言う時代の文壇」と言う、閉鎖的でありまた特権的でもある空間の存在である。時代と共に「小説家」も、また「小説を書く」という行為の意味も変遷していくのだ。「古き良き時代」よ、さらば。

  • 横山ももこ さん

    小説家たちの顔、そしてエピソード。楽しく読んだ。みんないい顔してた。

  • nora さん

    懐かしい昭和の文士たちのエピソードが満載。読んだことの無い作家が三分の一ほどいるけど、映画化作品を見ていることが多いので、全く知らない作家はいない。ま、そういうわけだから、この本を楽しむには、60歳を越えたてないとね。

  • Gen Kato さん

    昭和の作家たちの写真と短い評伝集。戦後の永井荷風にはじまって江藤淳で終わる構成も巧み。自分的には大好きな長谷川町子も入っていたのが嬉しかった。

  • たけぼう さん

    知らない作家も多かったけれど、この本のおかげで読みたい本がかなり増えました。少しずつ読んでいこうと思います。ちょこちょこ映画のエピソードが挟まれていて、それもまた面白かったです。川本さんの三島由紀夫の本が出たら絶対に読む(笑)私は三島が苦手です。

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人物・団体紹介

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樋口進

独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター名誉院長・顧問。昭和54年東北大学医学部卒業。米国立保健研究所(NIH)留学、国立久里浜病院臨床研究部長、国立病院機構久里浜医療センター院長などを経て現職。ゲーム依存、ギャンブル依存などの行動嗜癖、アルコール関連問題の予防・治療・研究などを専門とする。201

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