賢者はベンチで思索する

近藤史恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163239606
ISBN 10 : 416323960X
フォーマット
出版社
発行年月
2005年05月
日本
追加情報
:
19cm,280p

内容詳細

ファミリーレストラン「ロンド」を舞台に展開する謎の事件。不可思議な老人は、21歳の女の子の人生にとって、とても大切なものを与えてくれた。それは…。日常を見すえた新感覚ミステリー。

【著者紹介】
近藤史恵 : 1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を受賞、作家デビュー。幅広い作風の中の、深く細やかな心理描写で定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へロム さん

    タイトルに惹かれて読みました。読みやすい。「サクリファイス」シリーズの時にも感じたことですが、近藤史恵さんの文章は本当に読みやすい。ファミレスで働く主人公「久里子」がお客である老人「国枝」と小さな事件の謎を解いていく話ですが、この老人にも謎があり、、、という展開で面白い。どうなるのか先が気になりサクサク読める。続きも読みたいと思います。【図書館本】

  • 七色一味 さん

    読破。読友さん間で紹介されていて。国枝さんが二人いるのかと思っちゃったよ。「職業」柄、やっぱり頭がキレるのかな。弟の行動も、実に怪しげな行動だしねぇ。ま、理由が可愛いけど^^ そこらのファミレスが、本当に「そういう事」をしているなら、ちょっと眉を顰めてしまうかな。『襟を正せ、自分に恥ずかしくない仕事をしろ』。そう言う仕事、してくれてるよね? とと、私も襟を正さなくちゃ^^;

  • エンブレムT さん

    正しく善き者だけが強者になるわけではなく、便利な存在がイコール必要な存在となるわけではない世の中。日常の悪意にさらされやすいのは、世間的には弱者とされる者ばかり。この作品は、そんな弱者達が物語を動かしていきます。フリーター・浪人生・捨て犬・子供・そして老人。3編の作品は、どれもがどこか不穏な空気をまとう日常のミステリー。でも読後は、不思議な老人の持つ雰囲気そのまま、静かな優しさに包まれたかのような心地良さが残りました。これって続編があるんですか?ぜひ読んでみたいです!!

  • ゆみきーにゃ さん

    《図書館》久里子シリーズ一作目。また面白いシリーズに出会ってしまった。アンとトモが可愛すぎる。ペットの残虐な話を読むとどうしても愛犬を想い涙なくしては読めない。

  • 有 さん

    面白い!一気読み。家族、仕事、恋愛、そんなに不幸ってわけじゃないけどこのままじゃ駄目だとわかっている。自分がどうしていいかわからないから、結局毎日は延長線。でもそこで、駄目だと思う自分と向き合うきっかけに出会えたら。見ず知らずの犬が死んでしまって、悲しいと思うことはおかしい?彼や、犬と関わることで少しずつ変わっていく。自分の心が見えない時、誰かに添え木を貰うと素敵な花が咲くように。綺麗な花も立派だけど、それを支える全てがあってこそ。謎は謎で残るまま。それでもいい。私が見た、知った彼は私の中にあるから。

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近藤史恵

1969年大阪府生まれ。1993年に『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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