まひるの月を追いかけて

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163221700
ISBN 10 : 4163221700
フォーマット
出版社
発行年月
2003年09月
日本
追加情報
:
20cm,387p

内容詳細

橿原神宮、明日香、山辺の道。失踪したひとりの男を捜して、奈良を旅するふたりの女。それぞれの過去と現在を手探りしながら続く、奇妙な旅の行き着く先は…。奈良を舞台に、夢と現実が交錯する旅物語。

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年、宮城県生れ。早稲田大学卒。1992年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。独特の筆致で、ミステリーやSFなど、幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シナモン さん

    失踪した異母兄を探しに、兄の恋人と旅に出た主人公静。行き先は奈良。それぞれの過去を手繰り寄せながらの旅はどこか奇妙でつかみどころがない感じだが、それがまた興味をそそる。奈良のどこか寂しげでタイムスリップしたような風情に浸りながら読み進めていくと、意外な展開が待っていてはっとさせられた。先が気になって一気読みだった。不思議な奈良旅行をした気分。面白かった。

  • にく さん

    恩田陸らしい一冊でした。複雑な人間関係とノスタルジーな雰囲気。ミステリなのかホラーなのかオカルトなのかイマイチ分からない、というのもいつも通り。まぁ他作品がいくつか思い出される設定でしたが。そしてラストがちょっと…気持ち悪かったかも。すみません。それはそれとして奈良に行きたくなりました!今年は遷都1300年祭だったんですよねぇ…(既に過去形)。

  • あつひめ さん

    最初は静同様、何がなにやら・・・と物語の目指す方向が正直わからなかった。何か事件に巻き込まれたのか?と。それぞれの関係が昼間の星空みたいで見えそうで見えない。一人を追うと残りの二人の心が霞む。死と愛は背中合わせなんだろうか。奈良の素朴で設計されて作られた道じゃない・・・獣道のように魂が選んだ道が今でも残る場所こそ自分の生き様を照らしあわすのにいいかも。研吾が求めた愛は・・・菩薩様のような懐深い愛だったのか。月のうさぎ、ある母親の物語・・・心にチクリとわずかな痛みが残る。童話って温かくて残酷で・・・。

  • うっちー さん

    のんびりと奈良に行きたくなりました

  • ぶんこ さん

    他の方の感想を拝見すると、奈良に行きたくなったとあるのですが、私は反対に行きたくない気持ちが湧いてきて困りました。 奈良は大好きで、近々行こうと思っていたのですが。 途中に挟まる童話でも、読んでる波が途切れ、意味が伝わらず、結局最後まで何を表す物語だったのか解らずじまいとなりました。 橘寺の門前にいたのは静さんの母では無かった? いつもの速読のせいでしょうか、理解不能。 恩田さんの本が後3冊手元にあるので、それを読んだら暫くお休みします。

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人物・団体紹介

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恩田陸

1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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