タンノイのエジンバラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163214900
ISBN 10 : 4163214909
フォーマット
出版社
発行年月
2002年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
長嶋有 ,  
追加情報
:
20cm,208p

内容詳細

失業中の俺が預かるはめになった隣家の女の子。何をしても不満気な彼女だが、スピーカーから歌が流れ出した時…。表題作他「夜のあぐら」「バルセロナの印象」「三十歳」の全4編を収録した珠玉の短編集。

【著者紹介】
長嶋有 : 1972年埼玉県生まれ。東洋大学2部文学部国文学科卒業。会社勤務を経て、2001年、「サイドカーに犬」で第92回文学界新人賞を受賞。同作は第125回芥川賞候補作となった。2002年、続いて発表した「猛スピードで母は」で第126回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kana さん

    長嶋さん2冊目。4つの短編集。特に何か起こるわけでもなく、ありのままの日常を綴っているだけなのになんだか面白い。この独特の雰囲気好きだわ。そして、「タンノイのエジンバラ」なんていう表題もニヤリとしてしまうほど好み。表題作と三十歳が印象深かったけど、何も起こらないので読むたびに自分なりの新しい発見ができそう。なんだか魅惑的な一冊でした。

  • チェアー さん

    毎日起きるイベントは、悲しみという生地の上にぽつんぽつんと置かれたトッピングのようなものかもしれない。どのトッピングを思い出すかは自分では決められない。おいしくなくとも思い出すものはある。ブランドもののスピーカーとか。

  • れんこ さん

    付き合いのないお隣の子供を預かったり、実家の金庫を盗もうとしたりetc.の短編集。淡々と静かな文章が好きです。

  • アキ さん

    好んで読んでいる作家さん。その理由を自分なりに考えてみる…。なんだか遠い昔に経験したことのあるような懐かしさを感じさせる、人物の息遣いや日常風景が、しっくりきて心地よく感じるからなのかも?と。平板な日常ながら、それだけでもない毎日。ざわついた心がありながらも日々、淡々としていたり、と。アオハルはとうに過ぎても、まだ何者でもなかったあの頃の自分の心象風景と重なるからなんだろうか…。

  • sashawakakasu さん

    親が死んだらどういう反応を自分はするんだろうと考えさせられる。たぶん泣くだろ。感想を書くのが難しい。不思議な人々に出会えた。

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