スティーヴン・キング

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ドロレス・クレイボーン

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163158105
ISBN 10 : 4163158103
フォーマット
出版社
発行年月
1995年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
246p;22

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読書メーターレビュー

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  • どんぐり さん

    雇い主の夫人の死で容疑者となった家政婦のドロレスが供述する30年前の夫殺しの告白。働きにも行かず、酒浸りの毎日を送り、娘のからだにチョッカイを出す性根の腐った亭主。「女をコケにする男は許すわけにはいかない」と、女は夫を葬ることを決意する。今も昔も、女にとっての不幸は男によってもたらされる。自分の娘が、息子たちが夫の喰いものになっていいはずがない。これ以上勝手なことをさせてなるものか、とその怒りは皆既日食の日を選んで実行される。→

  • さるる さん

    【海外作品読書会46】【ガーディアン必読1000冊/4】再読。どうしてこんなに面白い本の内容を覚えてなかったのか解らない。ドロレスが語るドロレスの歴史。アンディやナンシー達と一緒に同じ部屋で聞かされてるようだった。ヴェラとの狡猾な女の戦い。そして戦友同士のような奇妙な友情。ドロレスは立派な母親だった。骨身を惜しまず働きまっとうに生きた。それゆえ避けられなかったジョーとの対決。身も心も凍るようなシーンだ。静けさと賑やかさが二分されていたあの日。そしてヴェラの恐怖したもの。最後の気の利いた記事にはやられたな。

  • 更夜 さん

    老いたドロレス・クレイボーンという女性をインタビューするという一人称の物語。メイン州の島の暮らし、厳しいメイドの仕事をしながら甲斐性のない夫を抱え、子供3人を育てるドロレス。口が悪いだけじゃないことがだんだんわかってきて、最初は読むのが辛かったけれど、だんだんドロレスに感情移入。S・キングが母に捧げた本で、ドロレスだけでなく女性の物語でもあります。日食の日に完全犯罪を、という設定が非常に効果的で素晴らしい。さすがストーリー・テラーの’キング’#G1000

  • barabara さん

    密かにファンが多いこの作品、楽しみにしていた。期待通り子を産み育て、甲斐性なしの夫に苦しみ、それでも生活のために金持ちの婦人に使えるドロレス。箍が外れたというよりは、まさに宿命のような。娘を思い泣く場面では心が締め付けられ、井戸から恐怖の呼び声が聞こえた時は共に心臓が冷え、一人の女性の強さと信念を最後まで堪能できた。オカルトやらSFやらは出てこず、ストーリーのみで勝負。こういうドラマ的キングは実にいいね。

  • MK2 さん

    面白かった。供述という形ですすむ物語に非常に引き込まれた。旦那を殺さねばならないと思う理由はこれしかないだろうと思う。女主人との関わりは、すべてを話さずとも強い繋がりが感じられて、自分にも思い当たる上司がいたなぁと懐かしくなってしまった。 ガーディアン必読小説1000】 48/1000

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スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック

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