七つの魔剣が支配する 3 電撃文庫

宇野朴人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049125139
ISBN 10 : 4049125137
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;15

内容詳細

オフィーリアが魔に呑まれ、 その使い魔にピートが攫われた。迷宮の深みに潜む魔女を相手に、自分たちに何が出来るのか? 苦悩するオリバーらは果たして、友人を取り返せるのか――。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫 さん

    内容は2巻の直接的な続き。かなり多数の登場人物が入り乱れるが、交通整理して混乱せず入りやすい。冒頭に登場人物表があるのも助かった。ほとんどが迷宮の中で展開するので、今回は学園ドラマ要素は少し薄い。にしても濃いドラマはちゃんとあり、そこは読ませる。次巻は二年生編の開幕だそうで、早いというかテキパキ進んでるというか。

  • よっち さん

    オフィーリアが魔に呑まれその使い魔に攫われてしまったピート。迷宮の深みに潜む魔女を相手に何が出来るのか、現実に直面して苦悩するオリバーたちに、先輩のミリガンが取引を持ちかける第四弾。極めて困難な状況にミリガンの助力を得て救出に向かうオリバーたち。一方で明かされてゆく複雑な生い立ちゆえに孤独だったオフィーリアが得た居場所と、不器用で純粋な想いが決定的にすれ違ってしまった過去がどうにも切なくて、こういう結末を迎えるしかなかったとしても、最後まで寄り添ったカルロスの存在が彼女にとって救いであったと思いたいです。

  • まりも さん

    魔導を極め、魔に飲まれたオフィーリアという1人の少女の姿を描いたシリーズ第四弾。これは良い。1年生編の集大成にふさわしい神回だった。迷宮で死闘を続けるオリバーたちの友を想う気持ちを描くだけでなく、オフィーリアの過去を描いたことで、互いの覚悟と譲れぬものを強烈なまでに我々読者印象付ける。本当に圧倒的だった。辿り着いた物語の結末は著者曰くキンバリーではさして珍しくないモノだったらしいが、それでもあの結末は彼女にとって救いであったと信じたい。これを踏まえた上での2年生編は果たしてどうなるのだろう。

  • むっきゅー さん

    オフィーリアに捕まったピートを助けるため、ミリガン先輩とのまさかの共闘&修行回。昨日の敵は今日の友、ジャンプのような展開。2層3層と進むごとに強くなる敵に対し、オリバー達を的確に指導するミリガン先輩が頼もしい。また、ゴットフレイ先輩や従兄姉等の五年生も登場し、彼らの強さが少しずつ明らかになってきた。1年生編は今巻で終了だが、復讐という本来のストーリーは、全く進んでいない。従兄姉の在学期間を考えると、2、3年生あたりである次巻から動き出すのか。

  • まるぼろ さん

    魔に呑まれてしまったサルヴァドーリ先輩によって攫われてしまったピートを救出すべく、オリバー達はミリガン先輩の助力を得て迷宮に潜るが…と言うお話です。今巻はオフィーリア先輩の辛さや心の痛さがこれでもかと伝わってくるお話でした。前巻でもそう思いましたが、やはり魔法に対する業の深さが重いな、と。ナナオの泣く子は斬れぬと言う台詞がとても印象に残った巻でした。そんな中でピートを救出できたのは良かったと思える事でした。そして今巻でキンバリーでの初年度が終了、次巻からは二年生編という事でどんな話になるのか気になります。

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宇野朴人

ライトノベル作家。1988年生まれ。弘前大学在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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