櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 角川文庫

太田紫織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041016329
ISBN 10 : 4041016320
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。別荘の持ち主の遺品整理のためだ。驚いたことに、骨と謎にしか興味のないはずの櫻子さんも一緒に。さんざん雪山で遊んで別荘に戻ると、暴風雪のせいで停電がおきてしまう。しかも暖炉の中から、熊の手の骨に紛れて、人間の指の骨が見つかって…(「凍える嘘」)。美しく甘い冬の謎たちを閉じ込めた、大人気キャラミステリ!

【著者紹介】
太田紫織 : 北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト大賞を受賞するなど、各所でその実力を評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • た〜 さん

    悪くないんだけれど、花房の絡みはどうなっちゃた?な展開、というかシリーズとしての進展が見られずでした。新キャラ(狼)登場かと思いきや即座に退場なのが残念。今後復活希望

  • そのぼん さん

    シリーズ第7弾。今回はミステリー3編と、超短編1編とが収録されていました。そのぼんとしては珍しく、最後まで読む前に第壱骨『Bloody Valentine´s Day』で犯人が朧気にわかりました(笑)。プロローグで登場した、主人公に怪我をしているところを救われた犬『ウルフ』も何だか気になる存在でした。次巻にも期待します。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    どうやら間を大分すっ飛ばしているらしい。知らない間に知らないシリアルキラーやら先生やらクラスメイトが増えてたり、櫻子さんと正太郎少年の間に亀裂が入っていたりするみたいですが、骨折が治る様にゆっくりと修復されている様子です。でも、骨折したという事実は治らないし、その周りが脆くなってしまうんだとか。それが少しずつ侵食する毒なのかもしれません。映像映えするだろう、と思っていたらアニメになるとか。うーん、アニメ……。やはりこのシリーズは全体に満ちる臭気と美味しい食べ物描写がいいので、香り付き映像とかどうでしょう?

  • よっち さん

    厳寒の二月。正太郎は櫻子と親しい薔子に頼まれてとある別荘の掃除に行く事に。櫻子も合流した別荘で意外なものを発見してしまう第七弾。学校で陰湿な嫌がらせを受けて疑心暗鬼になってゆく正太郎でしたけど、こういう状況だと仕方ないんですかね。百合子視点のエピソードはなかなか新鮮で、彼女自身もまだ自分の中にある複雑な想いがどういうものか明確には認識できていないのかもと。正太郎がずっと抱いていた懸念も思わぬ形で判明しましたが、杞憂というか櫻子さんがあまりにも突き抜けていて苦笑いでした。ウルフはまた再登場あるんでしょうか。

  • 雅 さん

    ストーリー的には大きな進展は無かったけどさっぱりその分1話1話を楽しめた。

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人物・団体紹介

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太田紫織

1978年、北海道札幌市生まれ。2012年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」でE★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞を受賞し、デビュー。同作はシリーズ累計180万部を突破。さらに2015年にはアニメ化、2017年にはドラマ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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