CD

苦楽

人間椅子

基本情報

カタログNo
:
TKCA74961
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

30周年記念オリジナルアルバム「新青年」リリース以来、海外ツアーも経ての二年二ヶ月振りに世に放つ22枚目のオリジナルアルバム。人生の悟りが芽吹くこの一枚。

【アルバムコンセプト】
昭和の子供たちが漠然と未来に思い描いていたのは、バラ色の二十一世紀、みんながニコニコと快適に暮らす明るい社会でした。さて、果たしてやって来た二十一世紀はどうでしょうか。快適にはなったかもしれません。しかしバラ色かといえば、どうもそうとは思えません。無邪気に個性を出すこと、突出した行動を取ることは半ば悪と見なされ、個人的には息が詰まりそうな空気を感じています。

2020年来からは、これはいちおう突発性の事象なのでしょうが、笑顔をお互いに見せあうことも叶わなくなりました。この度の災害が数年後に何らかの終結を見たとして、その時にいったいどんな未来が待ち受けているのか、想像するだに戦慄を禁じ得ません。我々は豊か、快適という名前の楽な道を選んできました。しかし、思うのです。苦しみがあってこその人生なのではないかと。実りを得るためには、苦労して畑を耕さなくてはなりません。人は生まれ、死に、その間に多くの別れを経験し、愛情を覚えます。悲しみと苦しみから他人を許すことを知り、お互いに尊重し合えるようになります。いってみれば、苦しみこそが幸せなのかもしれません。昨今の息苦しさは、苦労を片隅に追いやった(あるいはそのように仕向けられた)結果のように思えてなりません。おそらく、苦と楽は表裏一体です。苦しみがあってこそ楽が輝き、幸せを感じるのです。

今回のアルバムでは、人生における悲しみと苦しみ、最悪の未来図、人間らしくという意味では間違った選択、などをハードなサウンドで描きたく思っています。もちろん、いたずらに批判的にならぬよう、特定の事象をあげつらわないよう、細心の注意を払うつもりです。現代の視点から、普遍的な事柄を歌うことが出来たなら、大いに成功といえるでしょう。ちなみに『苦楽』とは、戦前〜戦後の大衆文芸誌の名前でもあります。江戸川乱歩の「人間椅子」は、この雑誌に発表されました。前アルバム『新青年』の次作として面白く、またふさわしいとも思えましたので、このタイトルを提案させていただきました。(和嶋慎治)

(メーカー・インフォメーションより)

内容詳細

『新青年』より約2年ぶりとなる通算22枚目のアルバム。バンド名の由来となった小説が掲載された戦前〜戦後の大衆文芸誌の名を冠した一作で、現代の“ディストピア”に際し、人生の“苦楽”の重要性をハードなサウンドで描き切った渾身作となっている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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