CD

Sounds Of Synanon

Joe Pass (ジョー・パス)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCJ9444
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

記念すべきジョー・パスの初リーダー・アルバム。Arnold Ross-(piano); Joe Pass-(guitar); Dave Allan-(trumpet); Greg Dykes-(baritone horn); Ronald Clark-(bass); Bill Crawford-(drums); Candy Latson-(bongos) というメンバーで1961年暮「Paciffic Jazz Studios」で録音された。

 麻薬禍から入院した「シナノン」から退院したパスのスタート宣言となるべき作品。

 厚生施設というか、自助施設だったシナノンは、いまからはなかなかわかりにくいが、強制的に入院させてアルコール依存症を直すような施設とは違ったむしろ開放病棟的な施設だったようだ。

 そして、一文無しのパスニシナノンの扉を叩くように薦めたのがこのセッションの中心人物アーノルド・ロス(p)だ。パスの演奏に耳を傾ければ、クリスチャン直系のバ−ニーケッセル的な演奏で、個性確立前だったとはいえ、イマジネイティブなソロ、フレーズの新鮮さとこの後の活躍を容易に想像させる演奏が詰まっている。淡々としたロスの演奏に較べて明らかにパスは輝いている。

内容詳細

ギター・ヴァーチュオーゾのジョー・パスの出世作。“シナノン”とは、麻薬療養所の名称。そこでパスは薬禍を克服して、ジャズ界に返り咲いた。プレイ・スタイルもがっちり固まり、テクニックも申し分なし。全員がシナノン仲間というのが、やけに胸打たれる。(正)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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HMVレビューにある『「シナノン」から退院...

投稿日:2002/08/23 (金)

HMVレビューにある『「シナノン」から退院したパスのスタート・・・』は誤り。 シナノンに留まりながらのレコーディング。それと、シナノンにパスが入ったのは偶然であり、ロスからの勧めは全く無かった。録音年月日はハッキリしないが、1961年の暮だと思われる。 既に完成されているパスのプレイは「クリスチャン直系」というよりは、むしろ「オリジナリティにあふれた新鮮な」ソロと言えよう。 ギターはなんとフェンダーのソリッドギターを仕様している。 ギター・ファン、ジャズ・ファン必聴の一枚。

tabo さん | Joe Pass Memorial Ha | 不明

3

人物・団体紹介

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Joe Pass

1970年、ノーマン・グランツに“見出された”ジョーは、グランツが新たに設立した「パブロ・レーベル」の看板ギタリストとしてデビューを飾る。グランツの見事なプロデュースと再出発を図ったジョーの目論見が一致した Virtuoso によって、ジョーは遂にジャズ・ギターの頂点に立った。“遅れてきた”ビバップギターの大統領は、最後はギター最高の地位に昇り詰め、幸せな生涯を終えた。いまもジョー・パスのファンは

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