SHM-CD

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 庄司紗矢香、チョン・ミョンフン&フランス国立放送フィル

Mendelssohn / Tchaikovsky

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG50074
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ベスト100
庄司紗矢香/チャイコフスキー&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

SHM-CD仕様

ロシア的な抒情と情熱が融合した、悲哀感に満ちた美しい旋律が魅力的なチャイコフスキー。冒頭からソロ・ヴァイオリンが甘美に歌う、哀愁を帯びた抒情的な名旋律があまりにも有名なメンデルスゾーン。ロマン派のヴァイオリン協奏曲の傑作2曲を、庄司紗矢香がチョン・ミュンフンとフランス国立放送フィルハーモニーの好サポートを得て、全身全霊を込めて確信に満ちた演奏を聴かせています。輝く才能と若い生命力が発露するアルバムです。SHM-CD仕様。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64

 庄司紗矢香(ヴァイオリン)
 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:チョン・ミュンフン

 録音:2005年10月、パリ(デジタル)


【ドイツ・グラモフォン ベスト100 SHM-CD仕様】
クラシック界No.1レーベル「ドイツ・グラモフォン」の総力を結集し大好評を博した「グラモフォン・ベスト100」シリーズ。4年ぶりのリニューアルにあたり、最新かつ高音質の最強ラインナップが揃いました。
 全100タイトルをSHM-CD仕様で大幅に音質向上させましたが、価格はお求めやすい税込み1800円を維持。これまで以上にクラシック・ファンならびに幅広いお客様にお求められるシリーズとなっております。

・グラモフォン・レーベルが誇る最高のアーティストが奏でるクラシックの売れ筋レパートリーを全100タイトルに網羅。史上最強のクラシック・ベスト・シリーズです。
・カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、アルゲリッチ、ポリーニといったグラモフォン・レーベルを代表する往年の重鎮をはじめ、ユンディ・リ、庄司紗矢香、アリス=紗良・オットといった近年の話題盤も網羅した幅広いアーティスト陣。
・可能な限りニューマスターを使用することでクオリティを確保。
・ルビジウム・クロックを使用した精度の高いカッティングにより音質の向上。
・全100タイトル、SHM-CD仕様。音質の向上と従来盤との差別化を図ります。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

ユーザーレビュー

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2006年に発売になった当CDを数年前に購入し...

投稿日:2016/09/06 (火)

2006年に発売になった当CDを数年前に購入したのですが、つよしくんが指摘したような音質に関する不満をもちました。音質と言っても音がひどいとか、聞くに耐えないというような類のことではなく、前ご指摘のようにオケと独奏とのバランスなのでしょう。あるいは、私見では音量レヴェルの問題なのではないかと思ったものです。この協奏曲の組み合わせは既に多くのヴァイオリニストが録音していますが、チャイコフスキーの出だしがこんなにピアニッシモなのは初めて(私には)でしたので、思わずアンプのヴォリュームを回したほどです。しかし、単に音量レヴェルの問題なら、再生側で調整はできるものの、全体にしっくりこないのです。ネットでみる庄司さんはもっと情熱的だったのにと思ったりもします。セッション録音で萎縮したのかとも思いました。さらに勘ぐれば、指揮者が妹のキョンファさんに肩入れして、程度を落としたのかなどと余計なことも考えたほどです。しかし、SHMになって格段に良くなりました。これほど違うものかと、つよしさんの意見に賛同します。ただ、つよしさんのレビューは2011年なのに、すでにSHMを手にしたような書き方をしているのはなぜでしょうか。ちょっと疑問です。(あるいはその時すでにSHMが発売されていて、今回は二度目なのでしょうか)

高橋川流 さん | 福島県 | 不明

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数多くの若手ヴァイオリン奏者が活躍する今...

投稿日:2011/05/29 (日)

数多くの若手ヴァイオリン奏者が活躍する今日においては、残念なことではあるが庄司紗矢香の存在感はやや薄くなってしまっていると言わざるを得ない。しかしながら、今から5年ほど前の本盤におさめられた演奏当時は、庄司紗矢香は次代を担う若手ヴァイオリニストの旗手として飛ぶ鳥を落とす勢いであったと言える。本演奏では、そのような前途洋々たる将来を嘱望されていた庄司紗矢香の素晴らしいヴァイオリン演奏を聴くことが可能であり、両曲ともに素晴らしい名演と高く評価したい。まずは、庄司紗矢香の若手ヴァイオリニストとは到底思えないような落ち着き払ったテンポ設定に大変驚かされる。あたかも一音一音を丁寧に、しっかりと確かめながら演奏しているかのようであるが、それでいて音楽の自然な流れが損なわれることはいささかもなく、むしろこれ以上は求め得ないような美しさの極みとも言うべき極上の音楽が滔々と流れていく。その心の籠った情感の豊かさは、切れば血が吹き出てくるような熱い情熱に裏打ちされており、実に感動的だ。もちろん、庄司紗矢香の卓越した技量は比類がないものであり、とりわけ両曲の終楽章の頂点に向けて畳み掛けていくような気迫溢れる力強さやエネルギッシュな生命力は、圧倒的な迫力を誇っていると言える。この庄司紗矢香の素晴らしいヴァイオリンをうまくサポートしているのが、チョン・ミュンフン&フランス国立放送フィルによる好演だ。チョン・ミュンフンは1990年代の全盛期に比べると、かなり大人しい演奏に終始するようになったと言えるが、本演奏ではこれが逆に功を奏し、ゆったりとしたテンポによる控えめな演奏が庄司紗矢香のヴァイオリンをうまく引き立てるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。録音は、従来盤ではヴァイオリンとオーケストラのバランスについて問題視されるなど、必ずしも満足できる音質とは言い難い面があったが、今般のSHM−CD化により鮮明さが増すことによって、かなり満足できる音質に生まれ変わったと言えるのではないだろうか。いずれにしても、飛ぶ鳥落とす勢いであった庄司紗矢香による素晴らしい名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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