CD

Blues And Ballads

Karin Krog / Dexter Gordon (カーリン・クロッグ/デクスター・ゴードン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TECW20405
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

カーリン・クロッグは1937年5月にオスロに生まれ、50年代からは地元で活躍を始めている。60年代半ばにレコード・デビューし、(『バイ・マイセルフ』)その後はノルウエイの指導的な立場でジャズ協会の初代会長に就任、ヴォーカリストとしてだけでなくノルウエイ・ジャズ全体の興隆のために尽力してきた。そうした国際的な視野から、彼女のジョン・サーマンとの共演に見るような幅広い活躍のレンジの広さは生まれているのだろう。オリジナリティをジャズにおける最大の要素と見なすならば、彼女こそヨーロッパにおいてリタ・ライスと並ぶ最高の歌手であることは言を待たない。ここでは当時ヨーロッパに移住するのが大きな流れになっていたアメリカのミュージシャンたちの中でも最も大物といってよかったデクスター・ゴードンとケニー・ドリューの2人を迎えて、カーリンはワン・アンド・オンリーの、それまでのアメリカ系の唄いまわしにさらに一味を付け加えた歌を聴かせる。語尾の処理や声の逃がし方もバイブレイションを中心として組みたてるアメリカ系の、特に黒人の歌手たちとは一線を画すブルースの歌い方は、彼女がそうした歌手たちと比肩できる大きなものを持っていることを証明する。ジミー・スコットに掲げた6のメドレーにおけるデクスターのソロに耳を傾ければ、如何に彼女の歌がデックスを喚起し彼からも多くを引き出しているかがわかるだろう。「エヴェリバディズ・サムバディズ・フール」こそ本盤のハイライトの一つといえるだろう。

内容詳細

ノルウェイの歌姫クローグが残した代表的な傑作。彼女は本来表現力に特異なテイストを示す創造的なシンガーだが、意外なことにここではオーソドックスな歌唱を示してみせる。脂の乗り切ったゴードンのサポートもサスガだし、文句の付けようがない1枚。(隆)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. サム・アザー・スプリング
  • 02. ブルー・モンク
  • 03. ハウ・インセンスティブ
  • 04. ブルー・アイズ
  • 05. ジェリー・ジェリー
  • 06. トリビュート・トゥ・ジミー・スコット
  • 07. アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
  • 08. エブリバディズ・サムバディズ・フール
  • 09. シャイニー・ストッキングス
  • 10. サム・アザー・スプリング
  • 11. シャイニー・ストッキングス
  • 12. サム・アザー・スプリング
  • 13. ブルー・モンク
  • 14. シャイニー・ストッキングス

ユーザーレビュー

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この How Insensitiveの切ない感は上々。ボ...

投稿日:2006/03/11 (土)

この How Insensitiveの切ない感は上々。ボサノバとはまた一味違う世界観がしっかり歌い込まれている。ベースの感じがジャズでボサの良さを決めている感じ。 そして”Jerry,Jerry”は耳を離れないリズムと言うかグルーブに引き込まれて虜にされてしまった。 彼女のボーカルセンスはなかなか真似できないすごさがある。

ayako さん | 横浜 | 不明

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