CD

フジ子・ヘミング 奇蹟のカンパネッラ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VICC60123
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

奇蹟のカンパネラ フジ子・ヘミング 本名はイングリット・フジ子・ジョルジ=へミング。スペルはIngrid Fujiko v.Georgii-Hemmingというもので、日本人ピアニスト、大月投網子と、ロシア系スウェーデン人画家で建築家、ジョスタ・ジョルジ・ヘミングのあいだにベルリンに生まれています。 その後、両親の離婚のため、5才の時日本に帰国。東京で母親に育てられるなか、早くからピアノに才能を発揮して天才少女との評判を得、高名なクロイツァーにも師事します。 東京音楽学校(現東京芸大)卒業後、留学を試みますが、両親の離婚などの理由により、10代後半に国籍を剥奪、パスポートが取ることができず、無国籍の彼女は、30才で難民パスポートでドイツに留学、ベルリン国立音楽学校を優秀な成績で卒業し、そこで才能を認められたやさきに、今度は風邪が原因で両耳の聴力をなくしてしまいます。 現在は、左耳だけ40%回復しているとのことですが、“音”を相手にする仕事についているものにとって、何よりもつらい試練であったことに違いありません。  その後、細々と、リサイタルやピアノ講師としての活動をしてヨーロッパ中、あちらこちらに滞在し、父方の祖国であるスウェーデン国籍を取得したのが、40歳を過ぎてからとのことです。 30数年の間にはバーンスタインやマリナーほか、著名な音楽家から高く評価され、中でもブルーノ・マデルナからは気に入られて将来を約束されたかに思われたのですが、4年前に、母親の死を機に日本に帰国。親類や知り合いのすすめで、リサイタルを開き、NHKの注目するところとなり、現在は日本中で大きな反響を呼んでいるのはご承知のとおり。

内容詳細

さて話題の1枚。テレビ放映以来音楽以外での装飾が多すぎて真価を測りかねていたが、響きを重層的に組み立てる独特の表現には一聴の価値あり。技巧的な曲を好むわりには指の衰えが音楽を邪魔する瞬間が多く、むしろスローな曲に無比の詩情が宿るようだ。(溪)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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「ラ・カンパネラ」が有名ですが、個人的に...

投稿日:2009/05/29 (金)

「ラ・カンパネラ」が有名ですが、個人的には彼女の弾く「愛の夢」「ハンガリー狂詩曲」も好きです。1曲目の「ため息」も、とても綺麗で儚い感じで良いです。

スピカ さん | 不明 | 不明

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このCDが発売された頃のフジ子はとってもよ...

投稿日:2002/07/04 (木)

このCDが発売された頃のフジ子はとってもよかった。でも去年初めてliveを聞きに行ったらすっかり音が変わっててがっかりした。有名になって懐が豊かになったら、昔の恐ろしく切羽詰まった音がすっかり無くなっていた。崖っぷちに立たされたような音がたまらなくすきだったんだけどなぁ。。残念!! でも多少音が変わっても彼女が有名になってこれからも活躍してくれればそれでいいです。でないと彼女の人生辛すぎる!!

KAZUKO さん | tokyo | 不明

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純粋なクラシックとしてはミストーンも多い...

投稿日:1999/11/07 (日)

純粋なクラシックとしてはミストーンも多いし、拡大解釈な部分も多々あります。 でもそれを超えた何かが彼女の演奏には ああります。彼女の生き様抜きにしても、 陳腐な言い方ですが感動しました。

匿名希望 さん | 川崎市 | 不明

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