クリムトとウィーンの音楽「クリムト展 ウィーンと日本 1900」開催記念
19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト[1862-1918]。華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつその作品は、いまなお圧倒的な人気を誇ります。没後100年を記念する本展覧会で日本では過去最多となる約20点の油彩画を紹介されます。ウィーンの分離派会館を飾る壁画《ベートーヴェン・フリーズ》の精巧な複製による再現展示には、フルヴェン、バイロイトの第九がシンクロされます(HPなど予定)。
第九をはじめウィーンと関連した音楽が会場でも帰宅してからも耳でも楽しめるアルバムです。ジャケット・ブックレットにはベートーヴェン・フリーズほか、クリムト作品を使用。
《ベートーヴェン・フリーズ》に使用された「歓喜の歌」は、フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団によるベートーヴェン交響曲第九番(2019DSDニューマスター)から第4楽章を。ほか、ウィーンと関連し、「アダージェット(マーラー)」など収録予定。ウィーン少年合唱団、ウィーン国立歌劇場でも活躍した藤木大地(カウンターテナー)など幅広く収録予定。(メーカー資料より)
【収録情報】
● マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調〜第4楽章:アダージェット
ブルーノ・ワルター指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(モノラル)
● ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」第3幕〜おだやかに、静かに(愛の死) 詞:R.ワーグナー
マリア・カラス(ソプラノ)、アントニーノ・ヴォットー指揮、アテネ祝祭管弦楽団(モノラル)
● マーラー:原光(交響曲第2番『復活』より) 詞:F.G.クロプシュトック、G.マーラー
藤木大地(カウンターテナー)、マーティン・カッツ(ピアノ)
● シューベルト:アヴェ・マリア D.839
イェフディ(ユーディ)・メニューイン(ヴァイオリン&編曲)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
● シューベルト:セレナード
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)、ジョン・レネハン(ピアノ)
● ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ Op.314 詞:フランツ・フォン・ゲルネルト
ボミ・キム指揮、ウィーン少年合唱団 編曲:ゲラルト・ヴィルト
● ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ Op.314
リッカルド・ムーティ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
● ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
サイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、エマニュエル・パユ(フルート)
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.12『合唱付き』〜第4楽章:プレスト - アレグロ・アッサイ ※2019年DSD11.2MHz新マスターによる
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール)、オットー・エーデルマン(バス)(モノラル)
2019年開催の世紀末ウィーンを代表する画家、グスタフ・クリムトの企画展とのタイアップ・アルバム。復元壁画「ベートーヴェン・フリーズ」とシンクロされるフルベンの「第九」など、ウィーン関連曲が収録されている。(CDジャーナル データベースより)