CD

24の前奏曲、即興曲集 サンソン・フランソワ

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS23290
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ショパン:24の前奏曲、即興曲集
サンソン・フランソワ


ショパンは『前奏曲集』において、多彩で多様な響きを作り上げています。そうした作品に対し演奏家に求められるのは「ポエジー」。情熱的なだけでなく誰よりも個性的な側面を見せるフランソワの、最高の瞬間がここにあります。(Warner Classics)

【収録情報】
ショパン:
● 前奏曲集 op.28
● 即興曲 第1番変イ長調 op.29
● 即興曲 第2番嬰ヘ長調 op.36
● 即興曲 第3番変ト長調 op.51
● 即興曲 第4番嬰ハ短調 op.66『幻想即興曲』


 サンソン・フランソワ(ピアノ)

 録音時期:1959年2月,5月(前奏曲)、1957年11月(即興曲)
 録音場所:パリ
 録音方式:ステレオ(前奏曲)、モノラル(即興曲)/セッション
 2010年リマスター音源使用

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アナログ音源については、アビー・ロード・スタジオほか海外スタジオによる、アナログ・マスターからの最新リマスター音源を使用。
フロントカヴァーはオリジナル発売海外カヴァーデザインを多数使用。
声楽入り作品は歌詞対訳付(Warner Classics)

内容詳細

46歳で急逝したフランスの天才的なピアニスト、フランソワによるショパンの作品集。「24の前奏曲」と即興曲第1〜4番までを収録。即興性に満ちた、個性的な側面をみせるショパン演奏だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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素晴らしい名演だ。ショパン弾きとして名を...

投稿日:2011/12/18 (日)

素晴らしい名演だ。ショパン弾きとして名を馳せたピアニストは多数存在しているが、サンソン・フランソワほど個性的なピアニストは他に殆ど類例を見ないと言えるのではないだろうか。いわゆる崩した弾き方とも言えるものであり、あくの強さが際立った演奏とも言える。それ故に、コンクール至上主義が横行している現代においては、おそらくは許されざる演奏とも言えるところであり、稀代のショパン弾きであったルービンシュタインによる演奏のように、安心して楽曲の魅力を満喫することが可能な演奏ではなく、あまりの個性的なアプローチ故に、聴き手によっては好き嫌いが分かれる演奏とも言えなくもないが、その演奏の芸術性の高さには無類のものがあると言っても過言ではあるまい。フランソワは、もちろん卓越した技量を持ち合わせていたと言えるが、いささかも技巧臭を感じさせることはなく、その演奏は、即興的で自由奔放とさえ言えるものだ。テンポの緩急や時として大胆に駆使される猛烈なアッチェレランド、思い切った強弱の変化など、考え得るすべての表現を活用することによって、独特の個性的な演奏を行っていると言える。各旋律の心を込め抜いた歌い方にも尋常ならざるものがあると言えるが、それでいて、陳腐なロマンティシズムに陥ることなく、常に高踏的な芸術性を失うことがないのが見事であると言えるだろう。また、一聴すると自由奔放に弾いているように聴こえる各旋律の端々には、フランス人ピアニストならではの瀟洒な味わいに満ち溢れたフランス風のエスプリ漂う情感が込められており、そのセンス満点の味わい深さには抗し難い魅力に満ち溢れているところだ。本盤におさめられた24の前奏曲、即興曲集も、正にセンスの塊とも言うべき名演奏であり、自己主張をコントロールして全体を無難に纏めようなどという考えは毛頭なく、強烈な個性という意味においては、フランソワによる本演奏の右に出る演奏は存在しないと言っても過言ではあるまい。有名な幻想即興曲など、他の誰よりも快速のテンポで颯爽と演奏しているように聴こえるが、よく聴くと各フレーズには独特のニュアンスが込められていると言えるところであり、その洒落たセンスに満ち溢れた味わい深さにおいては、他のピアニストが到底及ばない独特の魅力を兼ね備えていると評価したい。音質は、従来CD盤ではやや鮮明さに欠ける音質であり、時として音がひずんだり、はたまた団子のような音になるという欠点が散見されたところであったが、今般、ついに待望のSACD化が行われることによって大変驚いた。従来CD盤とは次元が異なる見違えるような、そして1950年代のスタジオ録音とは到底信じられないような鮮明な音質に生まれ変わった言える。フランソワのピアノタッチが鮮明に再現されるのは殆ど驚異的であり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、フランソワによる至高の超名演を、SACDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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