SDA48/ヴィオラ・インフィニティ
「ヴィオラという楽器の認知度を上げ、聴き手も弾き手も心から楽しめる音楽を」というコンセプトで2013年に立ち上げられたヴィオラ演奏集団「SDA48」。NHK「ららら♪クラシック」のヴィオラ特集、NHK-FM「今日は一日ビオラ三昧」の生ライヴ出演などメディアの露出も多い「SDA48」。このアルバム制作のためのクラウドファンディングも成功し、コロナ禍を経て満を持してのセカンドアルバムです。選りすぐりの12人のメンバー、総数48本の弦によるヴィオラのみのアンサンブルでお届けします。
今回のアルバムでは、ヴィオラのために書かれた既存のオリジナル曲、ヨーク・ボウエンの『4つのヴィオラのためのファンタジー』、ゴードン・ジェイコブの『8つのヴィオラのための組曲』に加え、ロッシーニの『ウィリアム・テル』序曲、チャイコフスキー の『くるみ割り人形』より『小序曲』『行進曲』『トレパック』『花のワルツ』、ハチャトゥリアンの『剣の舞』、モーツァルトの『アヴェ・ヴェルム・コルプス』というクラシックの名曲を「SDA48」メンバーの飯田 香ほかによる編曲で収録。人間の声に最も近いとされるヴィオラならではの温かみのある音色、豊かで心地よい響きをご堪能いただくことができます。世界的にも珍しい、ヴィオラ・アンサンブルの稀有な作品をお楽しみください。(販売元情報)
【収録情報】
1. ロッシーニ[1792-1868]/飯田 香編:歌劇『ウィリアム・テル』序曲
2. ジェイコブ[1895-1984]:8つのヴィオラのための組曲
I. Dedication
II. Scherzo and Drone
III. Chorale
IV. Tarantella
3. ボウエン[1884-1961]:4つのヴィオラのためのファンタジー
4. チャイコフスキー[1840-1893]/飯田 香編:バレエ音楽『くるみ割り人形』より
小序曲
行進曲
ロシアの踊り『トレパック』
花のワルツ
5. ハチャトゥリアン[1903-1978]/飯田 香編:バレエ音楽『ガイーヌ』より『剣の舞』
6. モーツァルト[1756-1791]/ロナルド・ディッシンガー編:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
SDA48(エスディーエーフォーティーエイト)
須田祥子(ヴィオラ)
大島 亮(ヴィオラ)
加藤大輔(ヴィオラ)
長石篤志(ヴィオラ)
飯田 香(ヴィオラ:1,2,4-6)
小中澤基道(ヴィオラ:1,2,4-6)
平野幸世(ヴィオラ:1,2,4-6)
古屋聡見(ヴィオラ:1,2,4-6)
諫山翔一(ヴィオラ:1,4-6)
高木真悠子(ヴィオラ:1,4-6)
羽藤尚子(ヴィオラ:1,4-6)
松本有理(ヴィオラ:1,4-6)
録音時期:2022年10月1,2日
録音場所:岐阜県、飛騨・世界生活文化センター
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
長江和哉(レコーディング・エンジニア)
安達万純(アシスタント・エンジニア)
【SDA48(エスディーエーフォーティーエイト)】
「SDA48」は、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者である須田祥子を中心としたヴィオラ奏者によるアンサンブル。「SDA48」が紡ぐそのハーモニーは、他の楽器とのアンサンブルでは表せない独特な温もりに満ち溢れている。メンバーには、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席の大島 亮、東京フィルハーモニー交響楽団副首席の加藤大輔ら、国内外のオーケストラの首席奏者やオーケストラに所属している若手演奏家などが参加。アンサンブルのコンセプトは「ヴィオラという楽器の魅力をより多くの方に伝えること。また、クラシックのファンの裾野を広げること」。2016年にはNHK「ららら♪クラシック」のヴィオラ特集に出演し、普段あまり目立たないヴィオラの魅力を大放出した。また、2020年2月、NHK-FM「今日は一日ビオラ三昧」に、須田祥子はトークゲストとして出演、「SDA48」は番組最後の45分間の生ライヴに出演した。(販売元情報)