『四季』　ミケルッチ、イ・ムジチ合奏団

イ・ムジチ合奏団／ヴィヴァルディ『四季』

イ・ムジチ合奏団は、1952年にローマのサンタ・チェチーリア音楽院で、レミー・プリンチペに師事した12人の若き演奏家たちによって結成された弦楽合奏団。イ・ムジチ（I Musici）とは古典イタリア語で「音楽家たち」という意味。ヴァイオリン６、ヴィオラ２、チェロ２、コントラバス１、チェンバロ１の編成で指揮者を置かず、楽員全員が自発的なアンサンブルを展開。1955年、今まで一般的にあまり知られていなかったヴィヴァルディの『四季』のレコードを発売して世界的ブームを巻き起こし、バロック音楽の普及を促した功績は計り知れません。今までにフェリックス・アーヨ（1952〜67）、ロベルト・ミケルッチ（1967〜72）、ピーナ・カルミレッリ（1973〜86）ら名手がコンサート・マスターを務めてきました（カッコ内は在任期間）。2012年で創設60周年を向かえ、メンバーは全員入れ替わっていますが創設時の精神と音楽性を受け継いでおり、今なお世界で最も高名な合奏団の一つです。（DREAMLIFE）

【収録情報】
ヴィヴァルディ協奏曲集 op.8/1-4『四季』
・第1番ホ長調『春』
　第一楽章　アレグロ　ホ長調
　第二楽章　ラルゴ　嬰ハ短調
　第三楽章　田園舞曲　ホ長調

・第2番ト短調『夏』
　第一楽章　アレグロ・ノン・モルト　ト短調
　第二楽章　アダージョ　ト短調
　第三楽章　プレスト

・第3番ヘ長調『秋』
　第一楽章　アレグロ　ヘ長調
　第二楽章　アダージョ・モルト　ニ短調
　第三楽章　アレグロ　ヘ長調

・第4番ヘ短調『冬』
　第一楽章　アレグロ・ノン・モルト　ヘ短調
　第二楽章　ラルゴ　変ホ長調
　第三楽章　アレグロ　へ短調

　イ・ムジチ合奏団
　ロベルト・ミケルッチ（ヴァイオリン独奏）

　制作：1971年
　撮影場所：ヴェネツィア

　カラー/リニアPCMステレオ/4：3/約47分/