チェンバロと20世紀&ジャズ・スタイルの融合!?
ジョゼフ・ホロヴィッツのジャズ・ハープシコード協奏曲を収録!
ハーグ王立音楽院でトン・コープマンに師事し、現在はチェンバロ奏者、オルガン奏者、指揮者として活躍するイギリスの音楽家パトリック・アイルトンが、ピアノのために書かれたジャズ・スタイル、そして20世紀の小品の数々をハープシコード(チェンバロ)のためにアレンジ!
名手アイルトンがそのテクニックを駆使して続々と繰り出す20世紀の傑作、ジャズ・スタイルの秀作とチェンバロのサウンドとの相性は抜群! 軽やかで煌びやか、しかし時には陰影に富む作品を組み合わせたプログラム構成も見事です。
プログラムのラストを飾るのは、ジョゼフ・ホロヴィッツ[1926-]の『ジャズ・ハープシコード協奏曲』。バロック様式の構造を現代のスウィングのテクスチュアと融合させるという試みから誕生したこのコンチェルトは、ヴィヴァルディのソナタと協奏曲の形式、ガーシュウィンの和声が交錯する20世紀の傑作です。しかも現在、同作品の入手できる演奏は非常に限られているため、今回の新録音の登場は大きな注目を集めること間違い無し。
チェンバロと20世紀の音楽が生み出す時代を超越したサウンドの数々。古楽ファン、鍵盤音楽ファン、さらには近現代音楽ファン要チェック!(輸入元情報)
【収録情報】
撥弦楽器が好きな人もいるでしょ〜チェンバロで奏でる20世紀とジャズ・スタイルの音楽
1. ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
2. テンプルトン:バッハが街にやってくる
3. シュニトケ:古い様式による組曲
4. ガーナー:言い出しかねて
5. サティ:グノシエンヌ第2番
6. シュールホフ:6つのジャズのスケッチ
7. ストラヴィンスキー:『兵士の物語』より『兵士の行進』
8. プーランク:即興曲 第7番ハ長調
9. ショウ:サマー・リッジ・ドライヴ
10. コープランド:感傷的なメロディ
11. J.ホロヴィッツ:ジャズ・ハープシコード協奏曲
パトリック・アイルトン(チェンバロ)
トーマス・グールド(ヴァイオリン:3,7,9)
レザンヴァジオン(11)
使用チェンバロ:
ジャーマン・ダブル・マニュアル・チェンバロ(ヨンテ・ニフ&アルノ・ペルト2004年製/1-10)
フランコ・フレミッシュ・ダブル・マニュアル・チェンバロ(ヴィレム・クルスベルヘン1997年製作/11)
録音時期:2018年2月2-5日&8月8-11日
録音場所:オランダ&フランス
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)