SACD

Tchaikovsky Symphony No.6, Rachmaninov The Isle of the Dead : Toshiyuki Kamioka / New Japan Philharmonic (Hybrid)

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OVCL00671
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description


心を揺さぶる上岡マジック!
衝撃と感動のチャイコフスキーの世界


上岡敏之と新日本フィルのタッグは、衝撃と感動を与える演奏が話題となっています。今回も聴衆の期待に応えるように、いまだかつて聴いたことのない『悲愴』を誕生させました。
 上岡の的確なスコア分析のもと練られた設計図と、それを見事に再現するオーケストラ。緻密な音のバランス、豊かな色彩と音色で、チャイコフスキーの世界があざやかに奏でられていき、ラストは心揺さぶられるような静寂で幕を閉じます。上岡と新日本フィルの進化が、ここに収められています。ぜひお聴きください。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ラフマニノフ:交響詩『死の島』 Op.29
● チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』


 新日本フィルハーモニー交響楽団
 上岡敏之(指揮)

 録音時期:2017年11月10,11日、2018年3月23,24日
 録音場所:東京、すみだトリフォニーホール
 録音方式:ステレオ(DSD)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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『悲愴』の音盤では昨年、クルレンツィス指...

投稿日:2018/09/15 (土)

『悲愴』の音盤では昨年、クルレンツィス指揮のものが話題を独占したが、個性的という点ではこの演奏もクルレンツィス盤にひけをとらない。2007年のヴッパータール響とのライヴに似た解釈もあるが、あらゆる点でさらに個性的だ。ただし、他の指揮者と違うことをやろうという表現意欲が聴衆の心を揺さぶる演奏に結びついたかというと、やや疑問。同じチャイコフスキーでもこの4ヶ月後、今年7月のリクエスト・コンサートで演奏した第5番の方が上であったように思う。テンポは概して速めだが、特にアダージョやアンダンテの部分(第1楽章序奏、第2主題、終楽章)が速く、その点ではクルレンツィス以上にHIP的だ。もっとも、速いといっても断じてそっけないわけではなく、速いテンポの中に情感を込めるという難しいことをやろうとしている。つややかに歌う第1楽章第2主題などはその見事な成功例。展開部前のバスクラリネットによるppppppがずいぶん強く、はっきり聴かせようとするのも、これまでのルーティンに対するアンチテーゼか。展開部はやや抑え目に始めて、再現部に入ってから大いに盛り上げるが、トロンボーンの強奏による大クライマックスでたいていの指揮者がリタルダンドするのに対し、上岡は逆に加速するのが面白い。第3楽章では大太鼓の強打でおどろおどろしさを演出するが、いつもの上岡ならアッチェレランドするはずの末尾はわずかに加速するのみ。その後、ほぼアタッカで終楽章に突入するのは実演通り。終楽章では第2主題急迫後の大きなパウゼとその後の表情が全く個性的。普通の指揮者なら、まさしく号泣するように弾かせる箇所なのだが。第1主題の再現ではホルンのゲシュトップ音が非常に強い(これはクルレンツィスも盛大にやっているが)。個性的な指揮にぴったり追随する新日フィルには相変わらず感心させられるが、さすがにこういう曲になるともう少し響きの洗練が欲しい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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