シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

『サロメ』全曲 カラヤン&ウィーン・フィル、ベーレンス、バルツァ、他(1977−78 ステレオ)(2CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5671592
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD

商品説明

・リヒャルト・シュトラウス:『サロメ』全曲
 ヒルデガルト・ベーレンス(S:サロメ)
 カール=ワルター・ベーム(T:ヘロデ)
 アグネス・バルツァ(A:ヘロディアス)
 ヴィエスワフ・オフマン(T:ナラボート)
 ジョセ・ヴァン・ダム(Bs:ヨハナーン)、他
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1977年5月、1978年5月
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. R.Strauss: Salome: Wie schon ist die Prinzessin Salome heute Nacht!
  • 02. Nach mir wird einer kommen
  • 03. Ich will nicht bleiben
  • 04. Siehe, der Herr ist gekommen
  • 05. Jauchze nicht, du Land Palastina
  • 06. Du wirst das fur mich tun
  • 07. Wo ist er, dessen Sundenbecher jetzt voll ist?
  • 08. Jochanaan! Ich bin verliebt in deinen Leib
  • 09. Wird dir nicht bange, Tochter der Herodias?
  • 10. Wo ist Salome? Wo ist die Prinzessin?
  • 11. Es ist kalt hier. Es weht ein Wind
  • 12. Salome, komm, trink Wein mit mir
  • 13. Sieh, die Zeit ist gekommen
  • 14. Wahrhaftig, Herr es ware besser
  • 15. Siehe, der Tag is nahe, der Tag des Herrn

ディスク   2

  • 01. Eine Menge Menschen wird sich gegen sie sammeln
  • 02. Tanz fur mich, Salome
  • 03. Tanz der Sieben Schleier/Dance of the Seven Veils
  • 04. Ah! Herrlich! Wundervoll!
  • 05. Still, sprich nicht zu mir!
  • 06. Salome, bedenk, was du tun willst
  • 07. Wer hat meinen Ring genommen?
  • 08. Es ist kein Laut zu vernehmen
  • 09. Ah, du wolltest mich nicht deinen Mund Kussen lassen
  • 10. Sie ist ein Ungeheuer, deine Tochter
  • 11. Ah! Ich habe deinen Mund gekusst

総合評価

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初めて全曲通して聴いたサロメです。「7つ...

投稿日:2021/07/18 (日)

初めて全曲通して聴いたサロメです。「7つのヴェールの踊り」はよく単独で聴いていましたが、「踊り」の音楽が全編を通して現れるモチーフによって構成されてることも分かりました。少しくすんだ音響も「サロメ」の世界観に合っていて、カラヤンとウィーン・フィルが作り上げた妖しい音楽を満喫できました。それにしても、サロメは面白い話ですね。サロメは預言者ヨカナーンを欲し、サロメの義理の父であるヘロデ王はサロメを欲しますが、サロメにヨカナーンの首を要求されて怖気づくヘロデに対し、サロメは最後まで腹が据わっています。何しろクライマックスはサロメがヨカナーンの首に語り掛けるアリアです。サロメはヨカナーンの首を手に入れ、彼を自分のものにしますが、ヨカナーンは既に生命のない物体と化してしまい、サロメはもはやヨカナーンの心を手に入れることは出来ません。サロメのアリアは、決して叶うことのない恋を歌います。シュトラウスはサロメの欲望に肩入れし、ありったけの美しいオーケストレーションで彼女を彩ります。あくまでも高潔な預言者ヨカナーンの存在が、ヒロイン・サロメの背徳的な美しさを引き立てています。(Warnerのボックス・セット「R. Strauss: The Great Operas」に含まれる同一音源のDiscs 1-2を鑑賞)

チキンラーメン さん | 不明 | 不明

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カラヤンの演奏は基本的にオーソドックスで...

投稿日:2017/11/27 (月)

カラヤンの演奏は基本的にオーソドックスで流麗なスタイルが持ち味だが、曲毎、もしくは楽章毎の山場をよく見極めている印象がある。それが証拠にブラームスの交響曲でも劇性の高い1番は上手いが山場を作りづらい3番には手こずっている。山場への持っていき方には外連味を感じて嫌いな方も出てくるのであろうが、長大なオペラにおいては曲の見通しがつきやすく、オペラを理解しやすい利点があるように思う。月並みな発言だが、やはりカラヤンの真価はオペラにこそ発揮されるのであって、オペラを聴かずしてカラヤンという指揮者を判断しては勿体無い。そのいい例がこのサロメ。個人的にはカラヤンの代表盤と断言してもいいと思う。退廃的な雰囲気を色濃く醸し出した凄い演奏だ。録音は少しモヤっとしているがサロメの雰囲気に合っているし、生演奏のような自然さを基準にするとオンな録音が多いカラヤンの全録音の中でも指折りの素晴らしさかと。

ロールパン さん | 広島県 | 不明

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冒頭から強い緊張感に貫かれ終盤に向かって...

投稿日:2012/04/17 (火)

冒頭から強い緊張感に貫かれ終盤に向かって聴衆をどんどん引きつけていくカール・ベームと、入念・繊細に細部の表情を作り上げることで聴衆を魅惑していくカラヤンとは、アプローチは違っていても、ともに長い劇場経験に裏打ちされているだけにお互い実に見事な指揮です。ただ歌手達に関しては『トリスタン』や『指環』ではベームが、本『サロメ』についてはカラヤンの方が一層ふさわしい歌手を揃えられたかもしれません。この録音の、空気自体が音楽に変容したかのように醸し出される雰囲気と歌手達の素晴らしい歌唱とによって実現した音響美に包まれていると、それはまるで別世界へといざなわれたかのようです。これ以上の演奏・録音は想像できません。なお、管弦楽曲の数多い録音、またベームと比しても、カラヤンのR. シュトラウスの歌劇の録音は多くありません。なぜ?

エステ荘の噴水 さん | 岩手県 | 不明

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