SACD

『パッシオーネ』 樋口達哉、スカレーラ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MECO1024
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

樋口達哉/パッシオーネ

オペラ界の貴公子、樋口達哉と、世界的名アカンパニスト
ヴィンチェンツォ・スカレーラが贈る20の愛の花束

オペラ界の貴公子、樋口達哉が贈る自身初のイタリア歌曲・カンツォーネ集。
彼自身が熟考を重ね選曲した珠玉の20曲は、何れも世界中のオペラ歌手達が頻繁に取り上げる名曲中の名曲ばかり。
樋口達哉の共演を務めるピアニストは、ベルゴンツィ、カレーラス、リッチャレッリ、カバリエ、サバティーニ、スミ・ジョー等世界一流の歌手達から指名を受ける名手ヴィンチェンツォ・スカレーラ! まさにカンタービレでパッシオーネなアンサンブルは、もはや伴奏の息を遥かに超越し、真に有機的かつ音楽的な至高の芸術です。(ソニー・ミュージックダイレクト)

【収録情報】
● 朝の歌(R.レオンカヴァッロ)
● 最後の夜(M.マリナンジェリ)
● 情熱(E.タリアフェッリ&N.ヴァレンテ)
● 悲しみ(別れの曲)(F.ショパン)
● ロリータ(A.ブッツィ=ペッチャ)
● 彼女に告げて(R.ファルヴォ)
● マリウ、愛の言葉を(C.A.ビクシオ)
● 泣かないお前(E.デ・クルティス)
● 静けさに歌う(G.ラーマ)
● 光さす窓辺(作者不詳)
● 理想(F.P.トスティ)
● 夢(F.P.トスティ)
● 君なんかもう(F.P.トスティ)
● 悲しみ(F.P.トスティ)
● 暁は光りから(F.P.トスティ)
● 妖精の瞳(L.デンツァ)
● 禁じられた音楽(S.ガスタルドン)
● あなたの口づけを(E.ディ・カプア)
● カルーソ(L.ダッラ)
● グラナダ(A.ララ)

 樋口達哉(テノール)
 ヴィンチェンツォ・スカレーラ(ピアノ)

 録音時期:2013年11月7-9日
 録音場所:岐阜県、眞鍋記念館クララザール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid

【樋口達哉(テノール) Tatsuya Higuchi, Tenor】
福島県出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了後ミラノに留学。リクルート・スカラシップ獲得。E.カルーソー国際声楽コンクール最高位等、受賞歴多数。
1998年、ハンガリー国立歌劇場『ボエーム』ロドルフォ役でヨーロッパ・デビューを果たす。その後、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー交響楽団、キューバ国立交響楽団、オマーン王立管弦楽団等と共演。その他、ボルドー歌劇場、パリ・マドレーヌ寺院、テル・アヴィブ(イスラエル)でもコンサートに出演するなど各地で出演を重ねる。
2010年にはミラノ・ドゥオーモ、サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン)において『レクィエム』(三枝成彰)公演で大成功をおさめる。
国内に於いても、新国立劇場、二期会を中心に活躍の場を広げる。特に二期会公演では、新聞紙上でも絶賛された『ダフネ』のデビュー以来、『仮面舞踏会』、『エフゲニ・オネーギン』(コンヴィチュニー演出)、『La Traviata』(宮本亜門演出)、『蝶々夫人』、『ファウストの劫罰』(M.プラッソン指揮)、『こうもり』、『ホフマン物語』(M.プラッソン指揮)と立て続けに主演し、いずれも高い評価を得る。
日本オペラの分野でも『夕鶴』、『黒船』、『修禅寺物語』(坂田藤十郎演出)、『忠臣蔵・外伝』等で抜群の存在感を示す。
近年の舞台では、『トゥーランドット』(カラフ)、新国立劇場『ナブッコ』(イズマエーレ)、二期会『ホフマン物語』(M.プラッソン指揮、ホフマン役)、『蝶々夫人』(ピンカートン)に出演し好評を博した。
コンサートにおいても、ベートーヴェン『第九』のソリストはもとより、NHK・FM名曲リサイタル、オペラ界のスターが一同に集まる『NHKニューイヤー・オペラコンサート('08.'09.'11.'12)』等で活躍。
イタリアの太陽を想わせる輝きのある声と華を持つ日本を代表するテノールとして多くのファンを魅了している。男声ユニット『ザ・ジェイド』としても活躍。
2012年、ファースト・アルバム『Per te〜君のために』、2014年9月にはセカンド・アルバム『Passione』をソニー・ミュージックダイレクトよりリリース。二期会会員。武蔵野音楽大学、東京芸術大学大学院各講師。(ソニー・ミュージックダイレクト)

【愛の名場面20番勝負!   朝岡 聡】
樋口達哉…オペラ歌手は優れた音楽家と同時に超一流の俳優・女優である、というのが持論の僕にとって、その舞台がいつも楽しみな「俳優」である。ステージに登場するやその姿、その歌声、その演技がひとつになって昇華する。「愛の物語」であるオペラが「愛の真実」となって人を魅了するには、こういうテノールが必要なのだ、といつも思う。
 一般に、テノール歌手がカンツォーネを録音するのはとりたてて珍しいことではないだろう。だがこのアルバムに収められた20曲は、カンツォーネという言葉が持つ「イタリアの大衆歌曲」のイメージを越える奥行きと情感の広がりに満ちている。
「イタリアに留学していた頃、たとえ鼻歌で歌っても他が真似できない歌い回しを色々学びました。背景が見える歌を歌いたいんです。愛のささやき、男のつれなさ、強さと切なさ…。今もこれからも声がどんどん進化していく実感があるからこそ、歌いたいものと歌ってきたものを大切にしたいんです」。
さすがオペラ俳優・樋口達哉。その言葉どおり、どの曲も歌の背景となる物語や心情が鮮やかに浮かび上がっている!古典的歌曲や有名曲に加え、最近のイタリアンポップス、はたまた有名なショパンの「別れの曲」に歌詞がついたものまで実に多彩な内容。そのどれもが、樋口が演じる愛の物語のハイライト場面を見ているかのような気分にさせてくれる。例えば「マリウ、愛の言葉を」に漂う艶気、「最後の夜」にほとばしる熱き想い…。それぞれにゾクゾクするような愛が漂う。そう、これは「愛の名場面20番勝負!」と言うべきアルバムなのだ。目を閉じて聴けば、その場面がリアルに目に浮かぶではないか。
V・スカレーラのピアノがまた素敵。歌心を知り尽くした彼ならではの洒落っ気と遊び心が随所に感じられる。間奏部分の自在の表現など最高だ。歌と対話するかのような彼のピアノによって樋口の歌声がいっそう自由に羽ばたいていくのが何とも心地良い。
そして、どの歌にも日本人ならではの繊細な感覚がこめられているのも味わい深い。もちろんカンツォーネはイタリア語の恋歌なのだけれど、一方で心のひだに沁み入るような優しさや丁寧さもニュアンスの中にきちんと配分されている。初めて聴くのにずいぶん前から知っていたかのような親しみと共感を覚えるのは、樋口達哉のそんな歌声の魅力に負うところも大きい。このアルバム、あなたの感性を確実に刺激するはずだ。

【樋口達哉/パッシオーネ 推薦コメント(順不同 敬称略)】

■テノールってすてきだなぁと思いました。樋口さんの体の一体どこからこんなに素晴らしい声が出て来るのでしょうか。とても温かい気持ちになりました。
倍賞千恵子(女優)

■待望のアルバム、樋口達哉の愛の世界。私の潤いは完全なものになりました。 
山田邦子(タレント)

■樋口達哉さんは福島の自然と共に育ったせいか、雄大な心と優しい人柄を持っています。このたびのイタリア歌曲〜カンツォーネ集はその、内に秘めた情熱と叙情を自然体で歌い上げた集大成であります。
小泉武夫(東京農業大学名誉教授・発酵学者)

■テノールらしい正統な声は樋口さんの大きな魅力です。
声の柔らかさ、気持ちよさは群を抜いていて、日本を代表するテノール歌手のひとりです。
三枝成彰(作曲家)

■イタリアの青い空を突き抜ける樋口さんの愛の美声にブラボー
コシノジュンコ(デザイナー)

内容詳細

オペラ界のプリンス樋口達哉の輝かしい声と熱き血潮たぎる歌唱を心ゆくまで堪能できる一枚。愛を描いた20篇は若きテノールの本領を発揮するにふさわしい選曲である。ひとつひとつの曲が包含する愛のドラマを切々と綴る歌唱は人々の胸を強く打つに違いない。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 朝の歌
  • 02. 最後の夜
  • 03. 情熱
  • 04. 悲しみ(別れの曲)
  • 05. ロリータ
  • 06. 彼女に告げて
  • 07. マリウ、愛の言葉を
  • 08. 泣かないお前
  • 09. 静けさに歌う
  • 10. 光さす窓辺
  • 11. 理想
  • 12. 夢
  • 13. 君なんかもう
  • 14. 悲しみ
  • 15. 暁は光から
  • 16. 妖精の瞳
  • 17. 禁じられた音楽
  • 18. あなたの口づけを
  • 19. カルーソー
  • 20. グラナダ

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