与謝野晶子 コレクション日本歌人選

入江春行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784305706393
ISBN 10 : 4305706393
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,121p

内容詳細

日本の歌の歴史に大きな足跡を残した代表的歌人の秀歌を、堪能できるように編んだ初めてのアンソロジー。本書は、新生明治の世に、恋の情熱を奔放に惜しげなくうたいあげて衝撃を与えた与謝野晶子の歌50首を掲載。

【著者紹介】
入江春行 : 1927年東京都生。法政大学文学部日本文学科卒業。大谷女子大学教授等を歴任。現在、日本文芸学会常任理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア さん

    「やは肌のあつき血潮にふれも見でさびしからずや道を説く君」ー与謝野晶子といえばこの歌というくらい人口に膾炙した晶子の代表作ともいうべきもの。なんというコケットリーに富んだ表現であることか。初出は明治33年の「明星」8号である。この時代の女性が詠んだ歌としては破格中の破格である。そして同時にこの溢れるばかりの浪漫性はその後の短歌に絶大な足跡を残したばかりか、ロマン主義の血脈を今に伝えている。もう1首「乳ぶさおさへ神秘のとばりそとけりぬここなる花の紅ぞ濃き」ーこれも大きく時代を先取りした歌だろう。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #与謝野晶子 #短歌 ほととぎす嵯峨へは一里京へ三里水の清滝明けやすき #返歌 黄鶺鴒熱田へは五里初詣伊勢三十里明治九十 歌50解説。 歌人略伝,略年譜,解説,読書案内,付録エッセイと,与謝野晶子を立体的に知るのによい。 解釈の説が分れるものの記載もあり,理解の幅が広がった。

  • (-"-) さん

    〇その子二十歳櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな 〇やは肌のあつき血潮にふれも見でさびしからずや道を説く君

  • モリータ さん

    ◆2011年刊。入江春行編。シリーズの趣旨は引用コメで。◆歌50首を載せ「晶子短歌の評釈を特色とし、伝記的研究にも重点をおいた」とある。巻末に「付録エッセイ」として新間真一(1969)「「明星」の文学史的意義」を収録。◇人口に膾炙した歌が集められているわけではない一方、全集未収録の(後に発見された)マイナーな歌も収録。◇評釈の編者らしさはどのくらいのものだろうか。入れ込み具合がやや気になる。◇伝記的説明があるのはよいが、歌の掲載順が発表年順ではないので、説明が前後・重複して読みにくい。

  • ハルト さん

    読了:◎ 明治の世に、恋の情熱と肉体美を艶やかに歌いあげた与謝野晶子。そんな晶子の短歌五十首が選定されている。「感性が新古今的な審美感に調和するもの」とあったように、どこか古典的で浪漫的であり、なまめかしさが漂うように思いました。情感が生々しく伝わってきます。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

入江春行

1927年東京都生。法政大学文学部日本文学科卒業。大谷女子大学教授等を歴任。現在、日本文芸学会常任理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品