ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

ドヴォルザーク:交響曲第8番、リスト:交響詩『理想』 アーロノヴィチ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH11026
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アーロノヴィチのライヴ・シリーズ
手兵ケルン・ギュルツェニヒ管との
ドヴォルザークの第8交響曲、リストの交響詩「理想」


Profilが力を入れる名匠アーロノヴィチ[1932-2002]によるライヴ演奏の復刻シリーズ。アーロノヴィチが首席指揮者(1975〜1986)を務めた手兵ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とのライヴは、ブルックナーの第7交響曲(PH09043)より8か月ほど前に行われたもので、リストとドヴォルザークを取り上げています。
 リストによる12作目の交響詩で、シラーの同名詩よりタイトルを得た『理想』は、全13曲の交響詩のなかでも大規模なスケールと崇高なムードを特徴とする作品。静かな場面の音楽は甘美で恍惚的なまでの美しさを放っていますが、このあたりアーロノヴィチはダンテ交響曲(PH10067)でも聴かせたように、作品との相性の良さをうかがわせます。
 いっぽう、メインのドヴォルザークは、みずみずしい抒情と濃厚なる表現が聴きものとなっており、性格の異なる2曲を描き分けるアーロノヴィチのたくみな手腕を感じさせる内容となっています。ちなみに、3日間ともほかにマルコム・フレージャーをピアノ独奏に迎えて、ヴェーバーのピアノ協奏曲第2番が演奏されていました。
 ドイチュラントラジオ・クルトゥーア提供の正規音源使用で、良好な音質もうれしいところです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
・リスト:交響詩『理想』S.106

 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
 ユーリ・アーロノヴィチ(指揮)

 録音時期:1979年1月8-10日
 録音場所:ケルン、ギュルツェニヒ大ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 ケルン・ドイチュラントフンク収録

ユーザーレビュー

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アーロノヴィチの蔵出し音源は、その貴重さ...

投稿日:2012/01/09 (月)

アーロノヴィチの蔵出し音源は、その貴重さから考えてもっと話題になってよいと思うが、現状では全くといっていいほど無視されており、極めて残念な状況といえよう。このドヴォルザークなど、フランクの交響曲と並び、同シリーズの白眉であるが、レビューの書き込みがないのが不思議でならないくらい、白熱した名演だ。是非同曲のファンの方は聴いてみてほしい。徹頭徹尾、指揮者の意思が通った演奏で、緩急自在なテンポ、楽器の見事な鳴りっぷりなど、まるでフルトヴェングラーがこの曲を振るとこうなるのでは、と思わせるものがある。金管やティンパニの抉りも効いており、流れるような弦楽器のフレージングと相俟って、極めて結晶化した演奏を生み出している。録音も聴き始めは鈍いと思ったが、聴き進むうちに何故か音質が良くなったように感じてしまう。それくらい興奮して夢中になれる演奏ということだ。

よかろうもん さん | 福岡県 | 不明

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