中国の戦争宣伝の内幕 日中戦争の真実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784829504673
ISBN 10 : 4829504676
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,160p

内容詳細

日中戦争前後の中国、満州、日本を取材した米人ジャーナリスト、ウイリアムズ。日米関係の悪化を懸念しながら発言を続けた彼が訴える真実とは。極東の情況に光を当て、ある国に対してなされている間違いを正す書。

【著者紹介】
フレデリック・ヴィンセント・ウイリアムズ : 1890年生まれのアメリカ人。死没年は不明。少年時代に外人部隊に所属したり各地を放浪する冒険者のような生活を続け、その見聞を新聞紙上で発表することからジャーナリストの道に進む。サンフランシスコの新聞記者としてチャイナタウンの抗争事件を取材して有名となる。日中戦争の起る前から極東を取材旅行しながら共産主義の危険性に注目して、親日的立場から本書を執筆した。日米関係の悪化を懸念しつつ、ラルフ・タウンゼントらとともに発言を続け、真珠湾攻撃後にタウンゼントと同じく逮捕され、16ヵ月から4年という不定期刑を言い渡される

田中秀雄 : 1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家。軍事史学会、戦略研究学会等の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 父帰る さん

    この本は1938年11月にアメリカで刊行された。今から78年前の本である。著者は支那事変前後に上海、南京、北京、シベリア国境、満州国、朝鮮、そして日本と取材し、また戦争が始まってから、中国軍と日本軍双方に潜入して集めた、現場リポートである。中国軍、つまり蒋介石軍はいつもプロパガンダに長けているが、反対に日本軍は宣伝下手だと言って嘆いている。日本の侵略戦争をきっぱり否定。ドイツ軍事顧問団が蒋介石にアメリカの介入を助言。著者はこの時点で日米開戦を予言。日米が開戦しないことを願って上梓した。

  • Fumi Kawahara さん

    以前、外交官のラルフ・タウンゼントの本を読んだので、その延長で。ジャーナリスト版。中国のコロナヴィルス対応を「不透明」と非難する一方、日本の原発事故での処理水の海への放出を「透明」な情報公開に感謝するとコメントをする米国さんを見つつ、「またしても日本の頭上をプロパガンダが飛び交ってるのな・・・('ω')」と感慨深く思う今日この頃。まぁ、下手なことを無理に実行して下手するのが目に見えている気もするので、それでいいのかもしれんけど、それにしても、米国さんの日本上げが露骨すぎてちょっと支払いが怖い(;^ω^)

  • pastis56 さん

    70年以上も前に書かれた本であるのに、まるで現在の状況が書かれているように錯覚します。 あいかわらずプロパガンダが下手くそな日本は同じような轍を踏んでしまうのでしょうか、それが危惧されます。

  • Tea さん

    宣伝工作に巧みな蒋介石軍に対し、いかにも宣伝下手な日本人 アメリカに対するプロパガンダ作戦の巧妙さ―ラルフ・タウンゼント(『暗黒大陸中国の真実』)だけではなかった!日中戦争前後の中国、満洲、日本を取材した米人ジャーナリストがいた。田中秀雄氏の解説も合わせて参考になる書。中国は子供には地獄だ…

  • ひろつそ さん

    著者は1890年生まれのアメリカ人!彼こそが真のジャーナリストと呼ばれる人種なのだろう。この現代の日本で自称ジャーナリスト宣言している輩は幾人も見かけはするが、彼と違って真実から目をそむけ私利私欲を貪っているだけにしか思えない連中の多いこと多いこと。情報戦下手でこてんぱんにやられた日本の現実は悲しくもある。皮肉にも日本人の優しさのせいでもある。だが、ひとつ救いになることは著者が見た我が国の英霊達のやさしさの行動に対し素直に誇りと感謝をより一層強めることができたということか。

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