バード、ウィリアム(c.1543-1623)

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CD 輸入盤

『ムジカ・ブリタニカ』より人力送風小型オルガンによるファンタジア ジャングー・チャプカーナ

バード、ウィリアム(c.1543-1623)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL97558
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


人力送風小型オルガンによるファンタジア

ウィリアム・バード:「ムジカ・ブリタニカ」より
ジャングー・チャプカーナ(オルガン)


ウィリアム・バードの人気曲集「ムジカ・ブリタニカ」から、オルガン用と目される作品をチャプカーナが選曲し、ルネサンス的なサウンドの小型オルガンで演奏。
  ブックレット(英語・8ページ)には、演奏者のジャンゴ・チャプカーナによる解説やストップ・リストなどが掲載。

イングランド激動期の作曲家
イギリス・ルネッサンスの作曲家ウィリアム・バードの生涯は約83年に及び、その間、3人の君主が登場(メアリー1世[1516-1558]、エリザベス1世[1533-1603]、ジェームズ1世[1566-1625])し、イギリス宗教改革とその後の推進(英国教会以外は弾圧)がおこなわれるというという激動の時代でした。
  教会や王室礼拝堂で働いていたバードは、オルガニストという立場もあってカトリック信仰を捨てられず、国教忌避の罰金まで払い続けて仕事をし、さらにピューリタニズムの影響の強いリンカン大聖堂でも苦労するなど、カトリック、英国教、宗教三つ巴の環境で生きていました。

バードの鍵盤楽曲
当時は教会によってオルガン運用に違いがあり、たとえばカトリックではオルガンの役割は重要でしたが、イングランド国教は中道のためオルガンの役割には制限が加えられ、ピューリタニズムではオルガンは疎まれるという具合で、しかも教会関係者によってもさじ加減は異なりました。そのため、バードの鍵盤楽曲には楽器指定が無いものが多く、現在は、演奏者の判断でオルガンやヴァージナル、チェンバロと弾き分けることが多くなっています。

ファンタジア
このアルバムではバードの鍵盤楽曲集「ムジカ・ブリタニカ」から9作品を選んで演奏。チェンバロやヴァージナルを選択する演奏者が多い曲集なので、人力送風の小型オルガンによる演奏は珍しいこともあり、複合リズム、ヘミオラ、ポリリズム、頻繁な拍子の変化、大胆なシンコペーションなどをユニークな音で楽しめます。


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 演奏家情報

ジャングー・チャプカーナ (オルガン)
オルガン、チェンバロ、ピアノを演奏し、サンクトペテルブルクのピョートル大帝音楽アカデミー指揮科で卒業してからは、合唱団「Lux et Veritas」と室内楽団「Camerata 1685」創設し、芸術監督も務めています。
  国際的に著名なオルガン奏者およびチェンバロ奏者として、イギリス、アイルランド、オーストラリア、アメリカ、アルゼンチン、エジプト、ニュージーランド、香港、南アフリカ、フランスなどでソロ・リサイタルを開催。CDは、Brilliant Classics、Moveなどから発売。



 トラックリスト (収録作品と演奏家)

CD 63'14
ウィリアム・バード [c.1543-1623]
「ムジカ・ブリタニカ」より
01.  ファンタジア ト長調 (第28集 第63曲)  5'35
02.  ファンタジア ハ長調 (第27集 第26曲)  8'22
03.  ファンタジア ハ長調 (第27集 第27曲)  5'56
04.  ファンタジア ト長調 (第55集 第55曲)  4'19
05.  ファンタジア ト長調 (第28集 第62曲)  8'49
06.  ファンタジア ハ長調 (第27集 第25曲)  6'22
07.  ファンタジア イ短調 (第27集 第13曲)  9'41
08.  ファンタジア ニ短調 (第28集 第46曲)  5'26
09.  「ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」 ト長調(第28集第64曲)  8'37
ジャングー・チャプカーナ(オルガン)
使用楽器:聖テイロ・オルガン
録音:2024年4月18日、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(UK)、イングランド、シティ・オブ・バーミンガム、バーミンガム大学

 Track list

William Byrd c.1543-1623
Complete Fantasias for Organ

01.  Fantasia in G 5'35
(Musica Britannica Vol.28, No.63)
02.  Fantasia in C 8'22
(Musica Britannica Vol.27, No.26)
03.  Fantasia in C 5'56
(Musica Britannica Vol.27, No.27)
04.  Fantasia in G 4'19
(Musica Britannica Vol.55, No.55)
05.  Fantasia in G 8'49
(Musica Britannica Vol.28, No.62)
06.  Fantasia in C 6'22
(Musica Britannica Vol.27, No.25)
07.  Fantasia in A minor 9'41
(Musica Britannica Vol.27, No.13)
08.  Fantasia in D minor 5'26
(Musica Britannica Vol.28, No.46)
09.  Ut re mi fa sol la in G 8'37
(Musica Britannica Vol.28, No.64)

Jangoo Chapkhana
at the St Teilo organ

Recording: 18 April 2024, University of Birmingham, United Kingdom

 作曲者情報

ウィリアム・バード
1540年頃(0歳)
◆ イングランド王国(927-1707)のおそらくロンドンで、トーマス・バードとその妻マージェリーのもとに誕生。比較的裕福で、2人の兄弟はセント・ポール大聖堂の聖歌隊員になるという音楽的な家庭でもありました。肝心のバードについてははっきりしていませんが、セント・ポール大聖堂の聖歌隊員か、トーマス・タリス[1505-1585]のもとで王室礼拝堂の聖歌隊員として歌い、変声後に助手として留まって指導を受けた可能性もあると推測されています。

1563年(約23歳)
◆ ロンドンの約200km北に位置するリンカン大聖堂のオルガニスト兼合唱団長に任命。
1568年(約28歳)
◆ 9月14日、リンカンで結婚。妻のジュリアナはリンカンシャーのバーリー家の出身。この結婚によって少なくとも7人の子供が生まれています。
1569年(約29歳)
◆ 11月19日、学長と教区長からバードの行動に疑惑のある事が非難され、給与停止処分となります。リンカンではピューリタニズムの影響が強かったので、疑惑の内容は、バードの凝りすぎた合唱のポリフォニーやオルガン演奏に関連していたと推測されています。
1569年(約29歳)
◆ 11月29日、典礼におけるバードのオルガンの使用に関して詳細な指示が出されています。
1570年代初頭(30代前半)
◆ トマス・パジェット卿などカトリックの貴族などと交流。
1572年(約32歳)
◆ イングランド王国最大の聖歌隊である王室礼拝堂でオルガン演奏や指揮などの仕事をする「ジェントルマン」に任命。終身雇用かつ高額の報酬が支払われるポストでした。
1575年(約35歳)
◆ バードとタリスに対し、21年間の楽譜と楽譜用紙の印刷の独占権を王室が付与。
1577年(約37歳)
◆ 出版事業が失敗し、エリザベス女王に資金援助を嘆願。のちに様々な土地の借地権21年間分が与えられています。
1577年(約37歳)
◆ バードの妻ジュリアナが国教忌避罪で検挙。
1583年(約43歳)
◆ バードの王室礼拝堂の会員資格が一時停止され、行動も制限、自宅も捜索対象リストに掲載。
1586年(約46歳)
◆ のちに処刑されるヘンリー・ガーネット神父や、詩人ロバート・サウスウェルとともにカトリックの集会に出席。
1591年(約51歳)
◆ 「ネヴェル夫人の曲集」写本が完成。
1594年頃(約54歳)
◆ 家族とともにロンドン郊外の小さな村、ストンドン・マッシーに転居。
1623年(約83歳)
◆ ストンドン・マッシーの自宅で心不全のため死去。国教忌避の罰金を払い続けていましたが、最後まで家計は裕福だったようです。
 商品説明詳細ページ一覧

【複数作曲家】
女性作曲家たち
オランダのピアノ協奏曲集
イタリアのヴァイオリン・ソナタ集
イタリアのチェロ・ソナタ集

【バロック作曲家(生年順)】
バード [c.1540-1623]
スウェーリンク [1562-1621]
モンテヴェルディ [1567-1643]
カッツァーティ [1616-1678]
ルイ・クープラン [1626-1661]
クープラン一族
ブクステフーデ [1637-1707]
ムルシア [1673-1739]
グリューネヴァルト [1673-1739]
ダンドリュー [1682-1738]
J.S.バッハ [1685-1750]
スタンリー [1713-1786]
ヨハン・エルンスト・バッハ [1722-1777]

【古典派&ロマン派作曲家(生年順)】
ハイドン [1732-1809]
ミスリヴェチェク [1737-1781] (モーツァルトへの影響大)
ボッケリーニ [1743-1805]
モンジュルー [1764-1836] (ピアノ系)
ベートーヴェン [1770-1827]
クラーマー [1771-1858]
ジャダン [1776-1800] (ピアノ系)
リース [1784-1838]
ブルックナー [1824-1896]
マルトゥッチ [1856-1909]
マーラー [1860-1911]
トゥルヌミール [1870-1939]
ルクー [1870-1894]
レーガー [1873-1916]
ラフマニノフ [1873-1943]

【近現代作曲家(生年順)】
レーバイ [1880-1953] (ギター系)
マルティヌー [1890-1959]
ミゴ [1891-1976] (ギター系も)
サントルソラ [1904-1994] (ギター系も)
ショスタコーヴィチ [1906-1975]
ラングレー [1907-1991] (オルガン系)
アンダーソン [1908-1975]
デュアルテ [1919-2004] (ギター系)
プレスティ [1924-1967] (ギター系)
ヘンツェ [1926-2012]
坂本龍一 [1952-2023]
【指揮者(ドイツ・オーストリア)】
アーベントロート
エッシェンバッハ
カラヤン
クナッパーツブッシュ (ウィーン・フィルベルリン・フィルミュンヘン・フィル国立歌劇場管レジェンダリー)
クラウス
クリップス
クレンペラー (VOX&ライヴザルツブルク・ライヴVENIASボックス
サヴァリッシュ
シューリヒト
スイトナー (ドヴォルザークレジェンダリー)
フリート
フルトヴェングラー
ヘルビヒ (ショスタコーヴィチマーラーブラームス)
ベーム
メルツェンドルファー
ヤノフスキー
ライトナー
ラインスドルフ
レーグナー (ブルックナーマーラーヨーロッパドイツ)
ロスバウト
【指揮者(ロシア・ソ連)】
アーロノヴィチ
ガウク
クーセヴィツキー
ゴロワノフ
ペトレンコ
マルケヴィチ
【指揮者(アメリカ)】
クーチャー(クチャル)
スラトキン(父)
ドラゴン
バーンスタイン
フェネル
【指揮者(オランダ)】
オッテルロー
クイケン
フォンク
ベイヌム
メンゲルベルク
【指揮者(フランス)】
パレー
モントゥー
【指揮者(ハンガリー)】
セル
ドラティ
【指揮者(スペイン)】
アルヘンタ
【指揮者(スイス)】
アンセルメ
【指揮者(ポーランド)】
クレツキ
【指揮者(チェコ)】
ターリヒ
【指揮者(ルーマニア)】
チェリビダッケ
【指揮者(イタリア)】
トスカニーニ
【指揮者(イギリス)】
バルビローリ
【指揮者(ギリシャ)】
ミトロプーロス
【指揮者(日本)】
小澤征爾
【鍵盤楽器奏者(楽器別・生国別)】

【ピアノ(ロシア・ソ連)】
ヴェデルニコフ
グリンベルク
ソフロニツキー
タマルキナ
ニコラーエワ
ネイガウス父子
フェインベルク
フリエール
モイセイヴィチ
ユージナ
【ピアノ(フランス)】
ウーセ
カサドシュ
ティッサン=ヴァランタン
ハスキル
ロン
【ピアノ(ドイツ・オーストリア)】
キルシュネライト
シュナーベル
デムス
ナイ
レーゼル (ブラームスベートーヴェン)
【ピアノ(ハンガリー)】
ファルナディ
【ピアノ(南米)】
タリアフェロ
ノヴァエス
【チェンバロ】
ヴァレンティ
カークパトリック
ランドフスカ
【弦楽器奏者(楽器別・五十音順)】

【ヴァイオリン】
オイストラフ
コーガン
スポールディング
バルヒェット
フランチェスカッティ
ヘムシング
リッチ
レビン
【チェロ】
カサド
シュタルケル
デュ・プレ
トルトゥリエ
ヤニグロ
ロストロポーヴィチ
【管楽器奏者】

【クラリネット】
マンツ

【ファゴット】
デルヴォー(ダルティガロング)
【オーボエ】
モワネ
【歌手】
ド・ビーク (メゾソプラノ)
【室内アンサンブル(編成別・五十音順)】

【三重奏団】
パスキエ・トリオ
【ピアノ四重奏団】
フォーレ四重奏団
【弦楽四重奏団】
グリラー弦楽四重奏団
シェッファー四重奏団
シュナイダー四重奏団
ズスケ四重奏団
パスカル弦楽四重奏団
ハリウッド弦楽四重奏団
バルヒェット四重奏団
ブダペスト弦楽四重奏団
フランスの伝説の弦楽四重奏団
レナー弦楽四重奏団

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