
人気曲「カント・オスティナート」の新たなヴァージョン
シメオン・テン・ホルト:「カント・オスティナート」
アールト・ベルフヴェルフ(オルガン)、エリック・フルイマンス(トランペット)
人気曲「カント・オスティナート」に新たなヴァージョンが登場。2023年10月1日にアムステルダムでおこなわれたコンサートをライヴ録音したもので臨場感豊かなサウンドが素晴らしく、聴衆の拍手も40秒以上収録。装丁はデジパック仕様です。
オランダ・クラシック界の国民的音楽
シメオン・テン・ホルト[1923-2012]が1976年に書いた「カント・オスティナート」は、1回または複数回繰り返すことができる106個のリズム要素を提供す作品のため、1時間またはそれ以上の演奏を継続することが可能です。楽器編成も自由度が高く、2台または4台ピアノ版のほか、さまざまなソロやアンサンブルを用いたアレンジによって、ほぼ半世紀もの間、毎年のように演奏がおこなわれてきました。
トランペットとオルガンによるヴァージョン
このアルバムでは、トランペットによるモノディなメロディラインをオルガンが多彩な音で通奏低音的に支える場面と、オルガンのパワーをフルに使った場面が交錯する進行が印象的で、長大なピアノ・ヴァージョンとはまったく異なる視点から「カント・オスティナート」の楽想に迫っています。
ロッテルダム音楽院出身のベテラン2人による演奏
トランペットのエリック・フルイマンスは1963年生まれ、オルガンのアールト・ベルフヴェルフは1961年生まれと同世代で、2人ともロッテルダム音楽院の出身。この組み合わせは、近年、毎年のように「カント・オスティナート」を他楽器とのアンサンブルでとりあげてきたオルガニスト、ベルフヴェルフの企画の一環として実現したもので、トランペットとオルガンの相性の良さを改めて証明するものともなっています。
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演奏者情報
◆ アールト・ベルフヴェルフ (オルガン)
1961年、ロッテルダムに誕生。ロッテルダム音楽院でオルガン、合唱指揮、教会音楽を学んだのち、ドイツでハラルト・フォーゲルに、パリでマリ・クレール・アランに師事。ハーグ王立音楽院ではオルガン即興演奏の資格も取得。
1990年からハーグのルーテル教会でオルガニストを務め、1994年からはロッテルダム音楽院でオルガンを教えています。
ベルフヴェルフは定期的にシメオン・テン・ホルトの「カント・オスティナート」をソロまたはコラボレーションでとりあげており、同曲のスペシャリストとしても有名。
CDは、Brilliant Classics、Cygnus、Raven Records、Organroxx、Contrapunctus Musicusなどから発売。

◆ エリック・フルイマンス (トランペット)
1963年、ホイゼンに誕生。ロッテルダム音楽院のクラシック音楽科でトランペットの勉強を始めましたが、後にジャズ科に転向し、ジャズ・トランペット奏者として1988年に優秀な成績で卒業。引き続きニューヨークで勉強を継続し、ドナルド・バードに師事。
ジャズの分野で主に演奏してきたフルイマンスですが、2012年からはクラシックの分野にも進出し、コンサートやレコーディング活動も展開。巧みな即興演奏でも高い評価を得ています。
CDはジャズは膨大ですが、クラシックは、Brilliant Classics、Channel Classics、Challenge Recordsなどから発売。

トラックリスト (収録作品と演奏者)
シメオン・テン・ホルト [1923-2012]
◆ カント・オスティナート
1. パート 1 29:59
2. テーマ (74) 12:11
3. トランジション (86) 3:37
4. パート 2B 10:22
5. テーマ(95) 10:58
6. コーダ 3:02
アールト・ベルフヴェルフ(オルガン)
エリック・フルイマンス(トランペット)
録音:2023年10月1日、アムステルダム、オルヘルパーク(ライヴ)
Track list
Simeon Ten Holt 1923-2012
Canto Ostinato
1. Part 1 29:59
2. Theme (74) 12:11
3. Transition (86) 3:37
4. Part 2B 10:22
5. Theme (95) 10:58
6. Coda 3:02
Aart Bergwerff organ
Eric Vloeimans trumpet
Recording: Live 1 October 2023, Orgelpark Amsterdam, The Netherlands