彼女。 百合小説アンソロジー 実業之日本社文庫

相沢沙呼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408558714
ISBN 10 : 4408558710
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
496p;16

内容詳細

新世代の豪華作家陣が贈る百合小説アンソロジー!相沢沙呼/青崎有吾/乾くるみ/織守きょうや/斜線堂有紀/武田綾乃/円居挽。

【著者紹介】
織守きょうや : 1980年ロンドン生まれ。2013年『霊感検定』でデビュー。15年「記憶屋」で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。同作に始まる“記憶屋”シリーズは累計60万部を突破している。2021年『花束は毒』が第5回未来屋小説大賞に選ばれる

青崎有吾 : 1991年神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。2012年、『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー

武田綾乃 : 1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』はアニメ化され、人気シリーズに。2021年には『愛されなくても別に』で第42回吉川英治文学新人賞を受賞

円居挽 : 1983年奈良県生まれ。京都大学推理小説研究会出身。2009年『丸太町ルヴォワール』(講談社BOX)でデビュー

斜線堂有紀 : 1993年秋田県生まれ。上智大学卒業。2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    彼女と私の至極の関係性。百合と何か?その問いに7人の作家たちがそれぞれ挑む連作短編アンソロジー。お節介な委員長と少し変わった大人しい少女が密かに抱えているすれ違う想い。好きだった人の死の理由を探るために挑む絶望。愛してくれた人を失って初めて気づいた想い。久しぶりの再会と筆を折った理由。並び立つための整形手術。憧れの先輩が九百十七円で買ったもの。疎遠だった二人を再び結びつけたもの。なかなかハードな展開の中で彼女たちのうまく伝わらない、伝えられないもどかしい繊細な想いが印象に残る鮮烈な短編集になっていました。

  • ホシナーたかはし さん

    改めて。帯の文句「百合ってなんだろう」に惹かれて購読。今回の短編に、同性を好きになったどうしよう、て葛藤が一切なかったのが気になりました。読み進めていくと「椿と悠」は両片想い以前、「恋澤姉妹」は当人たちには当たり前な行為を奇異の目で見るなって忠告、それこそ百合ってこういうことか?て思うところがちらほら、ただ概ね面白く読みました。1作品読むのに何故か精神力がガリガリ削られる・・・

  • 遙 さん

    スペクタクルサスペンス、エンターテイメントを秘めた素晴らしいお話の数々。夢中で読みました。特に好きだったのは青崎有吾さんの[恋澤姉妹] 武田綾乃さんの[馬鹿者の恋] 斜線堂有紀さんの[百合である値打ちもない] 相沢沙呼さんの[微笑の対価] とても上質な百合アンソロ。 秘めた恋心、2人だけの世界、あなたに相応しくありたい、あなたが欲しい。 毒々しく痛々しい、でもどうしょうもなく愛おしい。 様々な百合達の虜になります。

  • flower0824_ さん

    百合小説アンソロジー。武田さん、円居さんが初読み。百合小説を読むのは初めてです。トップバッターの織守きょうやさんはクラス委員長と周りに馴染めていない帰国子女が、お互い仲良くなりたいのに上手く伝わらなくて…という王道っぽいかわいい話。しかし人気作家が揃ってるだけあって、美しい容姿や特別な才能に惹かれ、相手への憧れや嫉妬、依存、束縛といった話が続いてだんだん重くなっていく。青崎有吾さんの世界観と結末には衝撃を受けました。斜線堂有紀さんのプロゲーマーの承認欲求はすごく苦しかったです。

  • みどり さん

    この作家陣で、単なる「百合小説」のオンパレードになるとは思わなかったけれど、当然のようにミステリ色が強い短編の数々。百合と一言で表すより、タイトル通り「彼女」と表すのが正しい作品群。それぞれの、作家さんの特色がよく出ていたと思う。私は「恋澤姉妹」の意味不明な内容が結構好みだったし、「百合である意味も無い」も残酷なまでの外見についての話も好きだった。女同士だからこそ、残酷にも優しくもどちらにも極端に振れるんだろうなと納得した。

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相沢沙呼

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け

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