坂本図書

坂本龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910865065
ISBN 10 : 4910865063
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
空里香 ,  
追加情報
:
四六判 / 288ページ

内容詳細

【坂本龍一が語る、本を介した36人の人物録】

坂本龍一の傍にはいつも本があった。
「いつか古書店の店主になるのが夢だった」と語り、東京の仮住まいでも特製の本棚を設け新旧の本を蔵していくほど、無類の本好きで愛書家だった。
本書は、2018年から2022年にわたり、婦人画報に掲載していた連載『坂本図書』全36回分と、2023年3月8日に実施された、坂本龍一と旧知の仲である編集者・鈴木正文氏との対談「2023年の坂本図書」を収録しています。
本から始まり、本に気づかされ、本で確信する。
本を媒介に浮かび上がる、坂本龍一の記憶と想像の人物録です。

選書・語り 坂本龍一
文・構成 伊藤総研
撮影 Neo Sora
デザイン 日本デザインセンター
発行 一般社団法人坂本図書
発売 バリューブックス・パブリッシング

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    ロベール・ブレッソンやアンドレイ・タルコフスキーなどの映画を、かつて六本木のWAVEの地下のシネ・ヴィヴァンというミニシアターで観たのを思い出す。映画のパンフレットで武満徹と蓮實重彦の対談が理解出来ないながらも楽しみだった。ひとり暮らしの大学生の頃、NHK-FMから流れる坂本龍一の声を昨日の事のように思い出す。お父様が出版社に勤めていたので、学生時代から本に親しんでいたことを知った。歳を取るほど親父と同じく古書に惹かれ、自分で作れるなら箱入りの綺麗な本を作りたいと。日本が誇る文化人を失ったことを実感する。

  • 里愛乍 さん

    year of the Dragonの一冊めは坂本龍一氏の本書と決めていた。ありがちな選書の紹介だけではないだろうとは思っていたが、ここまで綺麗でお洒落でまた深く考えさせられる本であるとは読むまでは思わなかった。これはもう氏による哲学といってもいいのでは?そう思わせる言葉の数々、これは自分が歳を重ねるに連れ、何度も読みたくなる本だ。埴谷雄高氏の本は以前より興味あったけど絶対に欲しい、手に入れようと真面目に思った。理解出来なくても読めなくても持っていたい。教授のそういう本ってありますよね?に激しく同意。

  • 優希 さん

    教授の感性が伝わってくるようでした。多岐にわたる読書論ですが、単なる本の紹介に終わらず、お洒落で、写真などセンスが感じられました。教授の感性は読書にも通じているのですね。

  • 踊る猫 さん

    いったい教授とは誰だったのか。この本は実に親しみやすく、間口の広い1冊だが読めば読むほど教授という人がわからなくなる。時間や生命、音楽や文学に関して該博な知識と旺盛な好奇心を持ちその内的必然に実に素直に従って動き続け、最後の最後まで衰えを見せなかったそんな教授の「深さ」が見えてくる。ぼく自身、この本を通して教授を学び直したいと思ったクチなのだけれど結局「よくわからない」で終わってしまった。ただ単に短絡的に「ブックガイド」や「本好きの本」とレッテルを貼ることを拒ませる何かがこの本には魔力としてあるように思う

  • 阿部義彦 さん

    とうとう読了、相当難解なのかな?と身構えてましたが、そんな事は無かったです。坂本龍一が自らの血肉となった本の数々を誰にでも解る言葉で紹介してくれます。小説家、音楽家、映画監督、美術家、学者、哲学者、どれもこれも考えるヒントになります。特に教育に関する対談が良かったです、親も子も学校に依存しすぎ、そもそも僕は学校を大した場所とは思っていない!と大学の学長の前で告白します。お互い迷惑をかけあう場所でいいじゃないですか! 大島渚の所を読んだら、予想外の質問に即決した監督の器の広さ!人の縁が突破口となりました。

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坂本龍一

”世界のサカモト”なんと名誉ある呼び名だろう。常に斬新で柔軟な音楽性はYMOに始まり、日本に世界にと、その素晴らしい音楽を作りつづけている、天才音楽家、教授こと坂本龍一。陳腐な言葉では称え尽くせぬ芸術家でありながら、お茶目な部分も持ちあわす人間性が彼の器の大きさを物語っている。

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